ソフトバンクは2011年6月24日、同社株主総会を開催した。議題は、余剰金の処分、役員の選定、そして定款の一部変更だ。

余剰金の配当は1株につき5円で決定した。取締役9名は、孫正義氏、宮内謙氏、笠井和彦氏、井上雅博氏、ロナルド・フィッシャー、ユン・マー氏、柳井正氏、マーク・シュワルツ氏、スニル・バーティ・ミタル氏の各氏が選任された。

定款には、今後の事業展開に備えるためとして、事業目的が追加された。それが、「自然エネルギー等による発電事業およびその管理・運営ならびに電気の供給、販売等に関する業務」だ。

ソフトバンクは5月25日に、自然エネルギーの普及を目指すための協議会「自然エネルギー協議会」を道県などと設立すると宣言し、5月27日には「今後の事業展開に備えるため、定款第2条(目的)第1項に新たな事業領域を追加します」と、6月24日の株主総会で定款の一部変更を付議することをアナウンスしていた。

今までは、ソフトバンクとしては、自然エネルギー事業を進めることができなかった。しかし、今回の定款変更により、ソフトバンクの事業として自然エネルギーを推進する地盤が固まったことになる。

実際にスタートするのは、これからになるが、今後の動きに注目が集まっている。

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