最近では、企業や研究機関がノートPCをメインマシンとして使用することが当たり前となっている。ノートPCは、その優れたポータブル性と省エネ性によりあらゆる機関で導入が進んでいる。とはいえ、ノートPCにも、小型であるが故の泣き所がある。デスクトップPCに比べて拡張性に乏しい点だ。

たとえば、デスクトップPCであれば、CPUやビデオカードを高速なものに置き換えることで、マシンを簡単に高速化できる。一方、ノートPCはコンパクトにまとめられている分、デスクトップPCのように簡単に中を開けて、CPUを載せ替えることはできない。

しかし、ノートPCを高速化できないかといえば、いくつか方法はある。その一つがメモリモジュールの増設だ。なぜ、メモリ増設をすると、ノートPCが高速化されるのだろう。

まず、その理由を解説したのちに、自動オーバークロックが可能なキングストンの次世代メモリ「HyperX Plug and Play(PnP)」についても紹介しよう。

■メモリ増設でノートPCを簡単に高速化
「ノートPCの処理速度が遅く、仕事がはかどらない」という不満の声をノートPCを使っている方からよく聞く。ノートPCで複数のアプリケーションを起動した際、マシンの動作が急に遅くなった経験をお持ちの方はいないだろうか。この問題を解消し、ノートPCを高速化するため、さまざまな方法を試みた方もいるだろう。

メモリの増設はノートPCを高速化させる効果的で簡単な方法のひとつだ。使用可能なメモリ容量が少ないと、CPUがデータ処理に要する時間が長くなり、システム全体が遅くなってしまう、もしくはフリーズしまうことさえある。メモリ増設で容量を拡張することでこの問題を解消できる。

■信頼性と互換性を重視しよう
家電量販店やパソコンショップでは、価格の異なる様々な種類のメモリが販売されている。規格が同じメモリでも、価格が異なっていたりする。たくさんあるメモリの中からどのメモリを選べばいいのだろうか。

メモリを選択する上で考慮すべき点は、信頼性と互換性だ。パソコンの規格にあったメモリを購入した場合でも、トラブルなく動くか否かは、実際に動かしてみなければわからない。

「バルク」と呼ばれる安価なメモリの中には、信頼性が低い安い部材を使っている製品もあり、パソコンに装着しても、最悪、正常に動かない場合もある。料金を追加するかたちで「メモリ相性保証サービス」を実施しているパソコンショップがあるのも、そうした相性問題があるからだ。

その点、キングストンなどのブランドメモリは、選別したメモリチップが使用され、出荷前には厳格な互換性テストが実施されているため信頼性が高い。また、生涯保証などのメーカー保証も付いており、安心して購入できる。

■自動オーバークロックでSandyBridgeノートPCの高速化が可能なHyperX PnPメモリ
高い信頼性と互換性を持つメモリとして有名なのがキングストンのHyperXブランドメモリだ。ノートPC用のHyperXメモリも発売されており、ノートPCの性能向上に最適だ。

そんなキングストンが、インテルの最新CPUであるSandy Bridgeシステムに対応した高性能メモリ「HyperX Plug and Play(PnP)」を近頃発売した。

HyperX PnPメモリは、インテルの第2世代Sandy Bridge Core i5およびCore i7 CPUを使用しているパソコンに挿入されるだけで、システムが自動的にメモリ速度を認識し、1600MHzもしくは1866MHzのクロック数で動作が可能となる。その際、ユーザーはBIOS設定を一切変更する必要がない。

つまり、パソコン初心者や自作パソコンをしたことのないユーザーでもHyperX PnPメモリを使用するだけで自動オーバークロックの恩恵を受けられ、簡単にパソコンを高速化できる。

また、経営効率の維持・強化が常に求められる企業や研究機関にとって、PCシステムの定期的なアップグレードは欠かせない。ここでも、メモリ増設がPC性能を向上させる効果的な方法のひとつとして挙げられる。キングストンのHyperXメモリは、PCシステムのアップグレードと経営効率の強化を両立するメモリとしても知られている。


キングストン
HyperX Plug and Play http://www.kingston.com/japan/hyperx/pnp/default.asp

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