写真はソニー「KDL-55HX920」


アナログ停波に向け順調に売り上げを伸ばしていたデジタルテレビが、勢いを増している。
JEITAは「2011年6月地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績」を発表し、出荷台数が今年最大になった事を明らかにした。

地上デジタル放送の受信機は、6月の出荷実績が487万2000台となった。出荷累計は1億2207万8000台と1億2000万台を超えた。
これはエコポイント制度が大きく変わる直前となった、2010年11月、12月に次ぐ出荷台数となっている。このように、6月の出荷実績からは、アナログ停波が目前となり、駆け込み需要が発生した事が分かる。

内訳は、テレビが282万6000台(前月比174.2%)、チューナーが89万5000台(同968.2%)、セットトップボックスが18万8000台(同118.7%)、デジタルレコーダーが9万6000台(同106.3%)、ブルーレイレコーダーが77万4000台(同255.2%)、地上デジタルチューナー内蔵PCが9万4000台(同70.6%)となっている。

デジタルテレビは、2011年3月を上回り、今年最大の出荷台数となっている。しかも、月別で見ると、2009年6月から25カ月連続で100万台を超え、チューナーは過去最高の実績となった。

7月は、さらなる駆け込み需要が予想されている。もしかすると2010年12月の単月としての過去最高を抜く可能性もありそうだ。

JEITA

ITライフハック
ITライフハック Twitter

■市場調査の記事をもっと見る
スマートテレビの時代が到来!2016年にはネット動画閲覧の約半数がテレビを利用
東日本大震災で危険を再認識!ストレージの災害対策強化が急務に
東日本大震災が最大の関心事!Google検索ランキングで上半期の注目度が分かる
マス媒体よりもデジタル!BtoC企業の約3割がモバイル広告を出稿

SHARP AQUOS 19型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ LC-19K5-B ブラック系SHARP AQUOS 19型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ LC-19K5-B ブラック系
販売元:シャープ
(2011-02-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る