ソニーは2011年7月25日、裏面照射型“Exmor R”CMOSセンサー、「全画素超解像」技術やタッチパネルを搭載し、静止画・フルハイビジョン動画撮影が直感的に楽しめる、デジタルスチルカメラ “サイバーショット” 「DSC-WX30」、「DSC-TX55」、CCDセンサーを搭載した「DSC-W550」計3機種を発売すると発表した。
価格は、いずれもオープンプライス。

「DSC-WX30」「DSC-TX55」は、ソニー独自の「全画素超解像」技術を用いた全画素超解像10倍ズーム、「動画手ブレ補正 アクティブモード」を搭載し、高画質な静止画・動画撮影を実現している。

■全画素超解像ズームって、なに
「全画素超解像」技術は、全ての画素を解析し、数百の内蔵データを参照、写真の解像感を向上させる処理をする技術だ。

これにより、有効約1620万画素の最大画素数のまま、解像感を維持しつつ、最大2倍のズームを実現、高精細な遠景の静止画撮影を楽しめる。

新製品は光学5倍のズームと併せることで、解像感のある10倍ズームをコンパクトなボディに搭載した。
「DSC-WX30」

■歩きながらでも手ブレを抑える!動画手ブレ補正
「動画手ブレ補正 アクティブモード」は、光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を併用する手ブレ補正機能だ。“ハンディカム”で培われた技術を用い、広角側だけではなく、望遠側の手ブレ補正も実現した。歩きながらや、ズームを用いた撮影でも手ブレをおさえて撮影可能だ。
「DSC-TX55」

これらの技術を、両機種ともにコンパクトなボディに搭載した。「DSC-WX30」は、3.0型ワイドタッチパネルを搭載し、コンパクトなボディで直感的な撮影が楽しめる。

また、「DSC-TX55」は、世界最薄312.2mmのボディを実現、スタイリッシュなボディに、3.3型ワイド有機EL、静電容量式タッチパネル、合焦まで約0.1秒の高速AF機能なども搭載している。

以上の機能に加え、「ミニチュア」「絵画調HDR」など全部で7つの特殊効果を静止画撮影中に楽しめる「ピクチャーエフェクト」なども搭載し、多彩な撮影を実現した。

ソニー

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