愛用のノートパソコンは、自分らしくカスタマイズしたい。壁紙には家族やペット、好きなアイドルやアニメキャラの画像を使ったりする。ところが困るのは、ノートパソコンをプレゼン会場に持ち込むとき。いつものデスクトップが大画面に出ては恥ずかしい。あらかじめプレゼン用設定をしておいて、すばやく切り替えよう。

■知っ得No.200 プレゼンテーション前の設定機能であらかじめ壁紙を決めておく
プレゼン会場にノートパソコンを持ち込むことも、珍しくなくなった。パワーポイントなどで作成したプレゼン資料をそのままプロジェクタなどに表示できるのが便利なところだ。ところがこのとき、自分の趣味満載のデスクトップを見られてしまうのは避けたいものだ。

●壁紙やスクリーンセーバーの設定
Windows 7には、ノートパソコンだけで使える「Windowsモビリティ機能」が用意されている。この中に、「プレゼンテーション設定」があるので、この機能を活用してみよう。プレゼン専用の壁紙や音量の設定をあらかじめ作っておくことができ、すばやく切り替えられる。

まずは、プレゼンテーション前の設定から。コントロールパネルから、[プレゼンテーション設定]画面を開いたら、使用する壁紙として特に趣味を反映していない無難な画像を選んでおこう(画面1)。スクリーンセーバーをオフにしておけば、途中の解説が長くなっても、いきなり画面が切り替わることを防げる。
画面1 [コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→[プレゼンテーション前の設定の調整]を選択。[この背景を表示する]をチェックして、画像を選んでおこう。プレゼン中のスクリーンセーバーをオフにするほか、パソコンの音量も決めておける。

●ショートカットで素早く切り替え
プレゼンテーション前の設定が完了したら、今度はプレゼンモードに切り替える方法を確認しておこう(画面2)。Windowsモビリティセンターを起動するショートカットの[Windowsロゴ]+[x]キーを覚えておくと便利だ。
<
画面2 [Windowsロゴ]+[x]キーを押して、Windowsモビリティセンターを起動。[プレゼンテーション設定]で[オンにする]をクリックすれば、設定が切り替わる。

画面3 背景画像が切り替わったら、プレゼンを開始しよう。元に戻すには、再びWindowsモビリティセンターを起動して、[プレゼンテーション設定]で[オフにする]をクリックする。

会場に着いて、あたふたとデスクトップ環境を整えていては、プレゼン中にも焦りが尾を引いてしまいそうだ。事前に準備をして、手早く切り替えられるようにしておこう。なお、この設定を行うと、プレゼンテーション中には、システムの通知もオフになる。いきなり警告メッセージが出て、慌てることも防げる。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2011 livedoor. All rights reserved.


ITライフハック
ITライフハック Twitter
「知っ得!虎の巻」ブログ

【知っ得!虎の巻】をもっとみる
使った道具は元あった場所に戻そう!スタートメニューのカスタマイズ
使い勝手が驚くほど改善される!IE9をより快適に使うための裏技集
無料PDF作成ソフトを活用しよう!PDFから社外秘を切り離すPC裏技
Excelで時間の計算を極よう!24時間を超える時間や60分を超える分の計算をマスター
ファイル探しが速く楽しくなる!検索条件ちょい足しテクニック