日本マイクロソフトの横井伸好氏


日本マイクロソフトは8月12日、メディア向けにWindows Phoneのポイントをデモを交えて紹介する「Microsoft Media Exchange」を開催した。

Windows Phoneは、PCのコンパニオンデバイスとしてのPDAから始まり、ケータイの機能をプラスしてスマートフォン「Windows Mobile」として強化されていった。そして、Windows Phone 7.5が9月にau「IS12T」として登場する。

日本マイクロソフト 業務執行役員 コミュニケーションズ パートナー統括本部長 横井伸好氏は、「Windows Phoneは、Windows Mobileとは違う、全く新しい潮流として作り上げたのが、Windows Phone 7.5という新世代のスマートフォンです。Windows Mobileとは流れが切れています。Windowsと名前が付いているので、進化形と思われるかもしれませんが、まったく違うものです」と、OSを1から作り上げたことを強調した。

日本マイクロソフトの横井伸好氏



横井氏は、「Windows Phoneでマイクロソフトが注力した4点を紹介させていただきます。」と語り、1)人を中心としたコミュニケーション、2)最強のクラウド端末、3)全く新しい使いやすさと軽快さ、4)プラットフォームエコシステムをピックアップした。

人を中心としたコミュニケーションでは、通常のスマートフォンでは、FacebookやTwitterと各サービスのアプリケーションを立ち上げて利用する。Windows Phoneではまずは相手を選んでからどんなコミュニケーションツールを利用するかを決めるのだ。まさに人が中心となっている。

最強のクラウド端末として、Windows Phoneはネットにつながっていることを前提として設計している。その上で、クラウドを利用していることを感じさせないようになっているのだ。

全く新しい使いやすさと軽快さでは、メトロ・デザインというインターフェースを採用することで、説明書がなくても目的の機能にたどり着けるようにしている。
プラットフォームエコシステムでは、プラットフォームベンダーとしての強みを活かし、開発ツールを充実させているのだ。

このようにして、今までとは異なるOSに仕上げたのだ。

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