ケータイにFeliCa(おサイフケータイ)が搭載されるようになり、EdyやSuicaをはじめとした少額決済などが行われるようになった。そうなると、どうせなら、お金の管理まで全部をケータイだけでしたくなる。そこで必要となるのが銀行だろう。
そこで今回は、auと三菱東京UFJ銀行が始めたのが「じぶん銀行」を例に、モバイルバンキングを見ていこう。ケータイに特化したことで、一般の銀行とは、どのような差があるのだろうか。

特徴は、貯める、送る、増やす、払うを手のひらですべて行えること。わざわざATMに行かなくても、24時間365日、いつでも振り込みができるし、最新の預金残高や入出金明細を確認できる。まさに、すぐそばに銀行があるようなものだ。もちろん、EdyやSuicaといった電子マネーのチャージにも対応している。

口座はケータイの画面で確認できる。残高や取引の確認だけでなく、通帳にはできないような残高のグラフ表示も簡単に見られるのだ。
定期預金に対応するほか、結婚、買い物、海外旅行といった目的別の貯金計画を自由に設定できる。送金もケータイの番号でできる(じぶん銀行口座間の振り込みのみ)し、振り込み履歴から選ぶだけでリダイヤル感覚で振り込める。

通帳では実現できない、ネットバンキングの機能を持ち運びできるケータイに詰め込んだのが「じぶん銀行」といえそうだ。ケータイに特化しているだけに、ケータイ/スマートフォンでの使い勝手もいい。主要銀行のネットバンクに申し込むと、モバイルバンキングのサービスも有効になる。すでに、このようなモバイルバンキングのサービスは始まっているのだ。

8月15日には、「じぶん銀行」がイー・モバイルのAndroidスマートフォンでも使えるようになった(8月15日時点で動作確認済みは「HTC Aria(S31HT)」「Pocket WiFi S Ⅱ(S41HW)」「Pocket WiFi S(S31HW)」)ことが発表された。今後、さらに広がっていきそうだ。

じぶん銀行

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