マスコミが書かない「DEFCON CTF」
株式会社サイバーディフェンス研究所 by: 福森 大喜 (2011年8月16日)

2011年のDEFCON CTFが終わりました。
会場では、サポートメンバーによっておにぎりと味噌汁が振る舞われました。
個人的には3度目のDEFCON CTF決勝、日本チームとしては初めての決勝でしたが、今までこんなに恵まれた環境はありませんでした。

一般的にCTFでは、予選はインターネット上で行われるのに対し、決勝は一つの会場に集まって行われます。
そのため、環境の問題、食事の問題、時差の問題、機材の問題など、様々な問題と向き合いながら競技を行うのがCTF決勝の特徴でもあり、アウェイの洗礼は日常茶飯事です。
今回はサポートしてくれたメンバーの尽力によって、そういった問題によるストレスを大きく軽減し競技に集中することができました。本当にありがとうございました。

日本でもCTFへの注目が高まり、少しずつメディアにも取り上げるようになってきましたが、未だメディアには取り上げられない重要な点をご紹介します。

今回のCTFでは、CTF会場が停電したり、ネットワークやサーバトラブル、スコアリングシステムへの批判など、運営側も非常に大変です。毎年必ず運営側の不手際に対する批判を耳にします。特に今年は運営側の意図しない方法を使って全サーバのroot(管理者権限)が奪われるという事態もありました。
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