三菱東京UFJ銀行は2011年8月25日(木)以降、同行を装った不審なメールによる不正取引(不審メールの件名:三菱東京UFJ 銀行より大切なお知らせです)が発生していることを明らかにした。

同行では、既にホームページにてお客さまへの注意喚起などの対策を実施しているが、9月6日17時現在で、利用者からの問い合わせは約500件、実被害も発生しており、今後被害が拡大する可能性もあるとしている。

■発生事象
同行を装い、「三菱東京UFJ ダイレクト」のご契約内容などお客さまの情報を盗み取ろうとしている不審
な電子メールが、当行との取引の有無に関わらず不特定多数の皆さまに発信されている。

当該電子メールに添付されているファイル(拡張子:exe)を開くと、「三菱東京UFJ ダイレクト」のダイレクトパスワードや契約カード情報(ご契約番号・確認番号)などの重要情報を入力・送信させる仕組みになっている。これにより不正に取得した情報を用いて不正な取引を行おうとしていることが判明している。

■対策について
・ 利用者への認知向上を図るため、同行のホームページに「当行を装った不審な電子メール(件名:三菱東京UFJ 銀行より大切なお知らせです)にご注意ください。」を掲載している。
・ 「三菱東京UFJ ダイレクト」の契約がありメールアドレスを届けている利用者のうち、配信可能なメールアドレス向けに注意喚起のEメールを配信する。
・ インターネットバンキング・モバイルバンキングへのログイン直後の画面に注意喚起のインフォメーショ
ンを掲載している。

三菱東京UFJ銀行を装った不審なメールによる不正取引について(PDF形式)- リリース
三菱東京UFJ銀行

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