エクスプローラーを開いたとき、WordやExcelファイルのサムネイル(縮小イメージ)と、「W」や「X」マーク付きのアイコンが混在している場合がある。すべてサムネイル表示になれば、ビジネスドキュメントを見つけやすいのに! と思ったら、ファイル保存時の設定を見直してみよう。

■知っ得No.213 ファイル保存時の設定でサムネイルができる
Windows Vistaと7のエクスプローラーでは、Officeファイルのサムネイルを表示できる。けれど、フォルダーを開いたときにサムネイルと、アプリをイメージしたアイコンが混在していることがある。どこの設定を変更すればすべてサムネイルになるのだろう? と思ったことはないだろうか。実は、このときに見直すのはWindowsの設定ではなく、Officeソフトにおけるファイル保存時の設定だ。

●名前を付けて保存の際に設定に注意
Word 2007/2010とExcel 2007/2010の[名前を付けて保存]ダイアログボックスには、[縮小版を保存する]の項目がある。ファイルを作成したら、ここにチェックを入れて保存を実行しよう(画面1)。
画面1 Excel 2010で[ファイル]タブをクリックし、[名前を付けて保存]を選択。ファイル名を付けたら、[縮小版を保存する]にチェックを入れて保存する。

このあと、エクスプローラーを開けば、サムネイルの作成を確認できる(画面2)。なお、Powerpoint 2007/2010の場合、この設定項目はなくて、初期設定のまま保存すれば、サムネイルが作成される。
画面2 作成したファイルがサムネイル付きで保存された。

フォルダー内のファイルが増えたとき、名前をたよりに開いてみると、思っていたファイルと違うことがある。サムネイルを確認して開くことができれば、目的のファイルを見つけやすいので、ぜひこの設定を活用してほしい。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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