見積書や報告書などの定型文書は、既存のひな形を読み込んで、作成することが多い。ひな形をすばやく呼び出せれば、作業の速度は確実に向上する。よく利用するひな形をタスクバーから呼び出せる、超便利な裏ワザをご紹介しよう。

■知っ得No.214 よく使うフォルダーをタスクバーの「ツールバー」として登録する
Windows 7のタスクバーには、プログラムのアイコンを登録してすばやく起動できる。それ以外に、実はよく使うフォルダーを登録することも可能だ。ひんぱんに使用するドキュメントのひな形を1つのフォルダーにまとめて、タスクバーから呼び出せるように登録しよう。

●「新規ツールバー」にフォルダーを指定する
タスクバーには、「言語バー」をはじめとしたツールバーを表示して、機能を呼び出せる。新規ツールバーには、実はフォルダーを指定することが可能だ(画面1)。ひな形を入れたフォルダーを登録してみよう(画面2)。
画面1 タスクバーを右クリックして、[ツールバー]→[新規ツールバー]を選択。

画面2 [フォルダーの選択]画面で、登録したいフォルダーを選択する。

以上の操作で、登録は完了。タスクバーにフォルダー名が表示されているはずだ。表示の右側にある[>>]をクリックすると、フォルダー内のファイル名がメニュー表示される。ファイル名を選択するだけで、目的のファイルを素早く開くことができる(画面3)。
画面3 フォルダー名の右側にある[>>]をクリックすると、フォルダー内のファイル名がメニュー表示される。目的のファイルを選択しよう。

他にもよく使うフォルダーがあるなら、上記の要領で、登録しておこう。タスクバーを簡易なランチャーのように活用できる。目的のファイルを素早く開いて作業できるので、業務を効率化は確実だ。ドキュメントのひな形や、頻繁に更新する進捗表なども登録しておくと便利だ。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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