会社に提出する報告書や企画書、中身には表やグラフを入れてキレイに仕上げていても、表紙がショボイとすべて台無し。内容まで今ひとつに見えてきてしまうかもしれない。とはいえ、見栄えの良い表紙なんてどうやって作るのかわからないと頭を抱えている人も多いのではないだろうか?

■知っ得No.215 ドキュメントの表紙はテンプレートでサクッと作る
Wordでドキュメントを作成する場合、テンプレートから簡単に表紙を作成することができる。この機能を活用してみよう。テンプレートを選択し、情報を書き換えるだけで、人目を引く表紙ができあがりだ。

●テンプレートを表紙を読み込む
まずは表紙のテンプレートを選ぼう。[挿入]タブを選択し、[表紙]をクリックする。テンプレートが一覧で表示されるので、中からいいと思うものを選択しよう(画面1)。これで文書の先頭にページが追加され、表紙のテンプレートが読み込まれる(画面2)。
ちなみに文書中のどこにカーソルがあっても、ちゃんと先頭に表紙ページを挿入してくれるので安心だ。
画面01 [挿入]-[表紙]を選択すると、テンプレートの一覧が表示される。

画面02 テンプレートを選択すると、文書の先頭に読み込まれる。

もしも読み込んだテンプレートがイメージと違ったら、再度[表紙]をクリックし、新しいテンプレートを選択すればOKだ。簡単にテンプレートを入れ替えられる。また、やっぱり表紙を付けるのはやめた、という場合は、[表紙]-[現在の表紙を削除]を選択すればいい(画面3)。
画面03 一度付けた表紙を削除したい場合は、[表紙]-[現在の表紙を削除]を選択しよう。

●情報を書き換えて、表紙を完成する
テンプレートには、あらかじめドキュメントのタイトルやサブタイトル、日付などを入力する場所が指定されており、クリックすることで内容を書き換えられるようになっている(画面4)。日付はクリックして横の▼をクリックすることでカレンダーから選択できるようになっているので便利だ(画面5)。
画面04 タイトルなどの文字をクリックして内容を書き換えよう。

画面05 日付部分はカレンダーから選択することも可能だ。

すべての内容を書き換えたら表紙の完成だ。これなら短時間で見栄えの良い表紙を簡単に作成することができるので、ぜひ試してもらいたい。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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