秋は行楽のシーズン。景色もキレイなシーズンだけに小旅行などに出かける人も多い。旅を楽しくするのが、思い出をあとあとまで残せるデジタルカメラだ。日常ではスマートフォンのカメラで写真を撮る人も、旅となればデジタルカメラで思い出を残す人は多い。

スマートフォンはGPSなどの位置情報を写真に記録できるので、Twitterやfacebookに写真をアップしたときにも場所がわかって便利だ。

デジタルカメラでも位置情報を記録できる機種もあるが、数は少ないし価格も高い。今、もっているデジカメで位置情報をつかえたら、もっと旅が楽しくなるのにと、思っている旅好きの人も多い。


そこで、オススメしたいのが、アイ・オー・データ機器のGPSロガー「旅レコ」だ。
これを使えば、GPS内蔵のデジタルカメラ以上に旅を楽しめる便利なアイテムなのだ。

「旅レコ」は、普通のデジカメで撮った写真に、どこで撮ったのかがわかる位置情報を追加したり、旅の移動を写真入りのマップで簡単につくれたりと、旅を友人や周りの人ともっと楽しむことができるのだ。

早速、旅レコの楽しみ方と、賢い使い方を紹介しよう。

■旅を友人にも自慢できる「旅レコ」
「旅レコ」は、旅のルート、軌跡を記録することができるデジタルグッズだ。カメラと一緒に持ち歩き撮影すれば、旅行から帰ってから、旅の思い出の足あとと写真を地図上に組み合わせて楽しむことができる。

早い話、旅行ガイドのような自分だけの旅のマップを簡単に作ることができる。これをメールなどで送れば、家族だけでなく、親しい友人にも旅の思い出を自慢することができるわけだ。

「旅レコ」のパッケージは、デジタルアイテムとは思えない「旅行のお供」っぽいパッケージだ。家電量販店やパソコンショップのPC周辺機器のGPSコーナーへ行けば、すぐに見つけることができる。
「旅レコ」のパッケージ

早速、箱を開けて、添付品を並べてみた。「旅レコ」本体のほかに、取扱説明書(保証書)フック、着替えラベル3種などが同梱されている。
「旅レコ」の添付品

「旅レコ」本体は、手のひらにスッポリと入るくらいの大きさだ。また約39g(電池除く)と、たまご1個分より軽い。これならどこに持って行くにも苦にはならないだろう。
手のひらサイズの「旅レコ」本体

「旅レコ」は、単三乾電池×1本で動作するので、旅行先で電池が切れてもコンビニやスーパーがあれば入手できるので、安心だ。
「旅レコ」は、単三乾電池×1本で動作する。

付属のフックを利用すれば、カバンやリュックサックにフックできるので、旅行中も手がふさがることはない。
付属のフックを利用して、カバンにぶら下げることができる。


■簡単すぎる!旅の自慢ができる自分だけの旅マップを作ってみた
いくら便利なグッズでも、使い方が難しければ、魅力は半減だ。その点、「旅レコ」は誰でも簡単に使いこなせるのだ。

旅行中の使い方は、「旅レコ」とカメラを一緒に持ち歩くだけでいい。あとは普段通りにカメラで写真を撮るだけでよい。

気の向くままに撮影した景色や思い出の場所も、家に帰ってから場所がどこなのかを確認することができるので、しっかり場所を「記録」として残すことができるところが優れものだ。

「旅レコ」が、自動でGPS衛星から緯度と経度を取得してくれる。
GPS衛星を補足すると、緯度と経度を表示する。

さて、自分だけの旅マップを「旅レコ」でつくってみよう。
まずは、自宅のパソコンに「旅レコ」接続しよう。
「旅レコ」をパソコンに接続する。

デジカメのカードをパソコンにセットする。「旅レコプレーヤー」を開いて、ボタンをクリック!
旅レコプレーヤーを開いて、ボタンをクリック!

たったコレだけで、「旅レコ」に記録されていた旅の移動データ(位置と時間)とカメラの撮影データ(撮影時間と画像)をつなぎ合わせて、地図上に移動経過と撮影した写真を表示させることができる。たったこれだけで既に自分だけのルートマップが完成しているのだ。

以前、京都、神戸を旅した軌跡も、「旅レコ」を使って地図上に表示させることができた。
地図上に足あととともに写真の撮影ポイントを表示させることができる。


「旅レコ」で旅行の軌跡を再生できる

作成したルートマップは、HTMLやMHT形式で保存し、ファイルをメールに添付して送信できるのもうれしい。「旅レコプレーヤー」を持っていない相手でも、パソコンのメールソフトやブラウザで自分の旅マップを見せることができるのだ。

マッチングした写真は位置情報が追加されているので、facebookやTwitterに写真を投稿すれば、facebookやTwitter上で撮影場所を地図に表示させることができる。


■旅だけじゃない!サイクリングやジョギングでも便利
「旅レコ」は、本体だけの単体でも使うことができる。移動の経緯が記録できるので、サイクリングやジョギングでも便利に使えるのだ。

さらに、走行距離や高低などが記録できるので、新コース選びにもバッチリ使える。

釣り、ハイキングなどで使えば、コースや場所をあとでチェックできるので、次回のプランにも役立つこと請け合いだ。
山ガールにも、「旅レコ」なら標高もわかるので、オススメだ。

つかった製品はこちら。
GPSロガー「旅レコ」



「旅レコ」を使ってみて思ったのは、今までこの手のアイテムは難しそうだと感じていたのだが、意外に簡単に使うことができるということだった。

旅の思い出を自分だけのマップにできるほか、デジカメで撮影した写真にあとから位置情報を追加できるので、Twitterやfacebookで位置情報つきのデジカメの画像を利用できるのは、結構便利だ。
デジカメの写真を地図上に表示できる

マップデータもHTMLで出力できるので、知人に送ってみたら、早速、反応が返ってきて、旅の楽しい思い出話に花を咲かせることができた。

次の旅行でも驚かしてみようか。


アイ・オー・データ機器