「Ultrabook」は、インテルコーポレーションが提唱する、現在のノートPCとタブレット端末の性能や機能を兼ね備えた究極のパーソナルコンピューターだ。薄型・軽量で洗練されたデザインに、業界最高水準の性能と応答性、セキュリティ機能を備えた、フル機能の新しい製品カテゴリーであり、インテルコーポレーションは、2012年末までに消費者向けノートPC市場の40%を占める見込みと表明している。

この分野は、東芝がこれまで長年にわたりノートPCの開発で培ってきた、高密度実装技術、薄型筺体堅牢化技術、省電力・長時間駆動技術、セキュリティ技術、高速起動を実現する BIOS技術などの差異化技術を最大限に生かせる分野でもある。

そんな東芝は次世代のパーソナルコンピューティングを実現する商品として、国内メーカーとして初めてウルトラブック「dynabook R631」を市場投入することを明らかにした。

東芝は、インテルコーポレーションが提唱する究極のパーソナルコンピューティングを目指す「Ultrabook」として、フロント部分で約8.3mm、最厚部でも約15.9mmの薄さと、重さ約1.12kgの世界最薄・最軽量を実現した「dynabook R631」など、「dynabookシリーズ」3機種8モデルを商品化し、10月上旬から順次発売すると発表した。「dynabook R631」は10月4日から開催される「CEATEC JAPAN 2011」の当社ブースで展示する。

「dynabook R631」は、小型・低背部品を基板両面に配置する高密度実装技術と、ひねり対策としてパームレスト部にハチの巣形状のハニカムリブ構造を採用するなどの薄型筐体堅牢化技術により、薄型化と軽量化を実現した。

また、先進の第2世代インテル Core i5-2467Mプロセッサーの搭載や128GBの高速SSD(Solid State Drive)の採用、さらにBIOS処理とプログラムの読み込みを最適化することにより起動時間が短縮する「東芝高速スタート」機能も搭載した。

約9時間の長時間バッテリー駆動を実現したほか、暗い場所でも入力しやすいバックライトキーボードの採用や、指一本で本体が浮き上がることなく液晶パネルが開けられるなどの使いやすさも向上している。

休止状態からWindowsの復帰までを高速の約10秒で行うことができる「Intel Rapid Start Technology」を搭載したことで、スリープ状態よりもバッテリー保持時間を延ばすことができる。

豊富なインターフェースも魅力のひとつだ。USB3.0を含む3つのUSBコネクタや、大画面の液晶テレビに出力できるHDMI端子、プロジェクターなどの外部モニターに接続するRGB出力端子などを備える。

本体フロント部分には、大容量ボックススピーカーを内蔵したほか、低域や高域を適宜補正することでより原音に近い音質を再現する「TOSHIBA Audio Enhancer」の搭載により、従来のスリムノートPCにはない高音質を楽しむことができる。


東芝はこれからも、当社独自の高密度実装技術や薄型筺体堅牢化技術による薄型化や軽量化をはじめ、ユーザーの多様なニーズに応えるさまざまな機能を実現したデジタル製品を商品化していくとしている。

PC総合情報サイト「dynabook.com」
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