IDC Japanは、2011年第2四半期(4~6月)の実績、および最新の景気動向などに基づき2011年~2015年の国内製品別IT市場予測を発表した。
これによると2011年 国内IT市場は、12兆4,797億円、前年比成長率 マイナス1.6%で、前回予測(8月時点)の12兆3,863億円、マイナス2.4%からやや改善した。
東日本大震災とその後の一連の事象によって2011年国内経済は低迷します。それに伴い国内IT市場は多くの製品が前年比マイナス成長となる。 IT市場を構成する三つの市場(ITサービス、パッケージソフトウェア、ハードウェア)の内、ITサービス市場、パッケージソフトウェア市場は、2011 年 それぞれ、市場規模 4兆8,368億円、前年比成長率マイナス2.1%、2兆1,493億円、マイナス6.5%と予測している。
一方、ハードウェア市場は、スマートフォンやタブレットの急速な普及、理化学研向けの「京」の出荷によって市場規模 5兆4,936億円、前年比成長率プラス1.0%と予測している。特にスマートフォンは市場規模 1兆1,915億円、前年比成長率プラス34.5%と非常に好調で、PC市場(1兆5,946億円)に急速に近づいている。
2012年、復興需要や外需がけん引し、日本経済は改善すると見込んでいる。それに伴い多くの製品がプラス成長となり、国内IT市場は全体としてプラスに転じる。2012年 国内IT市場は、市場規模 12兆8,307億円、前年比成長率 プラス2.8%と予測している。
2012年、中でもスマートフォンとITサービスが市場拡大をけん引する。スマートフォンは、市場規模1兆4,013億円、前年比成長率 17.6%の二桁成長となる。ITサービス市場は、BCP/DR(事業継続計画/災害復旧)の投資、延伸されていたシステム刷新の復活などによって4 年ぶりにプラス成長となり、市場規模4兆9,415億円、前年比成長率2.2%と予測している。
スマートフォン市場は、KDDIによるApple iPhone 4Sの販売が話題になるなど活況を呈しており、ITベンダーにとって看過できないものとなっている。スマートフォンを販売していないITベンダーも、スマートフォン向けのアプリケーションソフトウェアの提供や、スマートフォンをデバイスとするモバイルソリューションやクラウドサービスの提供などへ取り組むことが重要になる。
IDC Japan ITスペンディング/ソフトウェア&セキュリティ グループディレクターの和田英穂氏は「ITベンダーは、スマートフォンの市場拡大をいかにして自社の事業拡大に結び付けることができるかが問われる」と分析している。
■国内製品別IT市場予測を発表
■IDC Japan
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IDC Japan ITスペンディング/ソフトウェア&セキュリティ グループディレクターの和田英穂氏は「ITベンダーは、スマートフォンの市場拡大をいかにして自社の事業拡大に結び付けることができるかが問われる」と分析している。
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