ディー・エヌ・エー(DeNA)は2011年11月4日、本日開催の取締役会において、株式会社東京放送ホールディングス(TBS HD)及びBS-TBSより横浜ベイスターズの発行済株式の66.92%を取得することを決議し、TBS HD及びBS-TBSと株式譲渡契約を締結したことを明らかにした。また、本日、日本プロフェッショナル野球組織(以下NPB)への加盟申請をおこなった。

球団名は、「横浜DeNAベイスターズ」を予定している。

1.プロ野球参入の目的
日本プロ野球界発展への寄与
野球は、日本の国民的スポーツであり、国民にとって最も愛着のあるスポーツだ。これからの日本プロ野球の発展に寄与するためにも、DeNAは球団経営に新しい風を吹かせたいと考えている。

DeNAが提供するサービスを通じて、若い世代から新たなファン層を創出するなど、プロ野球界の発展につながる取り組みを、次々と実施していくとしている。

野球とDeNAが運営する「Mobage(モバゲー)」を組み合わせたエンターテインメントの提供によって、来場できないファンも楽しめる環境をつくることや、3,200 万人を超える「Mobage」ユーザがプロ野球ファンになってもらえるようなコンテンツの開発など、新しい可能性に挑戦するとしている。

地域社会への貢献
神奈川県・横浜市には、すでに大変多くのファンの皆様がいる上に、土地柄としても非常に魅力的な地域だ。

東京に本社を構える他球団のオーナー企業が、他の地域において地元に根付いた球団運営をしているように、DeNAとしても、球団がこれまで以上に横浜に根付いて、ファンの皆様に愛されることを目指す。

そのためには、ファンの皆様、地元企業、横浜市などのご協力が不可欠であり、本拠地である横浜スタジアムとも連携して、球団と球場が一体となった運営を目指し、地域社会に貢献していきたいと考えている。

また、DeNAが、横浜ベイスターズと同様に、ファンの皆様に親しみを持ってもらうためには長い年月が必要だと考えており、長期に球団を保有することを前提に加盟申請をおこなった。

ブランド価値・知名度の向上
上記の目的を果たすことで、青少年の健全育成、スポーツ文化の振興や地域経済の発展をもたらし、その結果、企業のブランド価値と知名度の向上につながると考えている。

2.チーム運営について
新規参入が正式決定した場合のことを想定して、魅力的なチームづくりに向けた検討を並行しておこなってる。個々の選手の力を最大限発揮させることができ、優れたチーム編成力を持ち合わせたGM(ゼネラルマネージャー)、監督の人選をおこなっていくとしている。これらは、決定次第、知らせるとのこと。

3.球団運営について
球団の収支改善には、球場及び横浜市のご協力が不可欠と考えており、今後、誠実に協議を進めていくとしている。収支を改善した健全経営によって、チーム強化や環境整備への追加投資が可能となり、それがファン層の拡大や地域社会へのさらなる貢献に結びつき、その結果、日本プロ野球界の発展に寄与することができると考えている。

4.球団名について
地域との親和性を勘案し、従来の横浜ベイスターズファンからも引き続き親しみを持ってもらえることを重視し、かつ、DeNAの事業との連携によりファン獲得を積極的に推進することを目指し、「横浜DeNAベイスターズ」として申請した。


NPBの実行委員会、オーナー会議での承認を得られた後、株式譲渡を実行するとしている。

プロ野球への参入について
ディー・エヌ・エー(DeNA)
■寄稿:Android Station

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