タイ洪水被害は、様々な分野に大きな影響を与えている。パソコンにおいては、PCパーツ、とくにハードディスク(HDD)が高騰している。内蔵型HDDの中には、洪水前に比べて2倍近い価格で販売されているものがあるほどだ。そうした状況で、外付けHDDがにわかに注目を集めている。

というのは、外付けHDDの中には、洪水被害の前に生産されたものも多く、価格が高騰の中でも同容量の内蔵HDDよりも比較的安価に入手できるからだ。

外付けのHDDは、PCのバックアップに加え、デジタルカメラで撮ったデータも手軽に保存することができる。また最近では、薄型テレビに対応した製品も出まわってきている。

今回もパソコン向けの外付けHDDで売れ筋の製品を調べてみたところ、薄型テレビにも使える製品がいくつかあった。まずは、売れ筋 TOP 5を見てみよう。

●売れ筋 TOP 5
1位:WESTERN DIGITAL「WD Elements デスクトップ WDBAAU0020HBK」 1万800円
2位:アイ・オー・データ機器「HDC-EU2.0K [ブラック]」 1万3,500円
3位:日立グローバルストレージテクノロジーズ「Touro Desk 2000GB 0S03301A」 1万496円
4位:バッファロー「HD-CL2.0TU2/N」 1万1,790円
5位:LaCie「LaCie minimus LCH-MN2TU3」 9,800円
※2011年11月20日、価格.com調べ。価格は最安値であり、常に変動する。

■1TBって、なに? - HDDの豆知識
HDDのディスク容量がわからない人のために、ここで簡単に説明しておこう。外付けのHDDを購入するうえで、まずチェックしたいのがディスク容量だ。

1TB(テラバイト)というのは、500GB(ギガバイト)の2倍のディスク容量がある。2TBなら500GBの4倍のメディア容量となる。最近は、これだけの大容量モデルが、1万円を切る価格で入手できる。

■売れ筋の激安HDDをチェック
1位のWESTERN DIGITAL「WD Elements デスクトップ WDBAAU0020HBK」は、ディスク容量が2TBのHDDだ。Windowsマシン用にフォーマット済みだが、フォーマットを変更すれば、Macにも対応できる。

2位のアイ・オー・データ機器「HDC-EU2.0K [ブラック]」は、ディスク容量が2TBのHDDだ。東芝ハイビジョン液晶テレビ〈レグザ〉からの直接録画に対応している。ケーブルをつなぐだけの簡単接続に加え、〈レグザ〉のリモコンで簡単に地デジ番組の録画・再生が可能だ。

3位の日立グローバルストレージテクノロジーズ「Touro Desk 2000GB 0S03301A」は、信頼性の高いアドオン式ストレージだ。2TBのディスク容量がある。


タイの洪水の影響により、HDDの価格が高騰しているのは事実だが、外付けのHDDであれば、内蔵HDDよりは安価に入手でき、価格も安定している。

これから外付けHDDを購入したいと考えている人は、お財布と相談しつつ、パソコンと薄型テレビの両方で使える製品を検討してみては如何だろうか。

価格.com

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I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 2TB HDC-EU2.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 2TB HDC-EU2.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
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