モノレールの下を走るなぜかダブルデッカーのCESシャトルバス


CESは関連イベント含めラスベガスのストリップ地区で行われる。ストリップ地区には有名なところだけでも、20程の大規模なカジノホテルなどがこの地区に固まっている。現地に初めて行くと少し先のホテルまで何となく歩けそうな距離に見えるが、1つのホテルが巨大で、隣のホテルに移動するにも苦労する。見えるところあっても歩きでの移動はお勧めできない。

大規模なホテルが2つ並んでいる場合、それぞれのホテルの端から端までの距離が1kmくらいになることもある。東京で言えば、新宿から恵比寿と同じくらいの広い面積の中にこれらの大規模ホテルが固まっているため、何らかの交通手段を使用しての移動がお勧めだ。

■モノレールが便利
ストリップ地域に宿泊している場合、モノレールか主要ホテルと会場を往復する無料のシャトルバスを使うのが便利。モノレールは朝7時から深夜まで、シャトルバスは朝7時半から夕方は6時半までとなっている。シャトルバスは待っている人がいても時間になると運行が終了するし、満員になると出発してしまうので、終了時間ぎりぎりに行っても乗れないことがある。

モノレールは1回5ドル、はじめに乗ってから24時間有効の1日券は15ドル、72時間有効の3日券は35ドルと日本の電車と比べても高額。オンラインで事前に購入すれば割引料金で購入できるが、海外からの購入は簡単ではない。

公共のバスもあるが、ストリップ地域とダウンタウン間の移動以外で使う場合、乗り慣れていないとルートなどの点で難しい。タクシーもあるが、ちょっと先のホテルへ移動するだけで10ドル以上かかる。複数人での移動の場合はいいが、単独での移動ではそれなりにコストがかかる。

レンタカーでの移動にも注意が必要。レンタカーだと比較的自由度が増し、周辺への買い物などでも活用できるが、LVCC会場周辺の駐車料金は1回20ドル以上となっており、さらに駐車場からの距離がそれなりにある。ラスベガスのホテルの場合、一般的には無料ですが、CESのようなイベントの場合、LVCC会場周辺のホテルでは有料となり、こちらも駐車料金は安くはない。

ラスベガスでの移動はとにかくコストと時間がかかる。これが最適になるようなホテル選びも非常に重要なポイントだ。

具体的にどうしたらいいか、これは本人がどのようなスケジュールで動くかによっても変わるが、ストリップ地域のモノレールの駅の近くに宿泊し、モノレールでの移動を基本にし、シャトルバスも併用するというのが、移動と宿泊などを含め無難な選択だろう。

CESでの会場とホテル間シャトルバス
ラスベガス モノレール

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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2011 International CES

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