ドコモは2011年12月21日、(火曜)午後0時22分から午後2時25分までの間、全国においてspモードが利用しづらい状況が発生したことを明らかにした。

この通信設備の不具合に伴って、spモードサービスを利用しているユーザーにおいて、一部のユーザーのメールアドレスが、別のメールアドレスに誤って設定される事象等が発生した。

ドコモは、
「お客様には、大変ご迷惑とご心配をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。」と、コメントしている。

今回の事象の内容と原因および対策は、以下のとおり。

1.事象の内容
(1)ユーザーが自分のspモードのメールアドレスを確認した際、別のアドレスに置き換わっている。
(2)spモードメールを受信した際に、送信者とは別のspモード契約者から送信されたように表示される。この受信メールに返信すると、表示されている別のspモード契約者に送信される。

2.発生原因・経緯
・12月20日(火曜)午後0時22分に発生した関西地区の中継伝送路の中断によるspモードサーバでのふくそうに起因して、spモードサーバにおける電話番号とIPアドレスの関連付けに不整合が生じた。
・ふくそうについては、通信規制により午後2時25分に回復したが、その後、ユーザーの申告により、メールアドレスが別のアドレスに置き換わる事象が判明した。
・その後、spモードサーバの自動補正機能により、本事象は午後6時頃には概ね解消したものと思われる。
・念のために、ユーザーのスマートフォンの電源OFF/ONの協力と、パケット交換機におけるリセットを実施し、事象の完全な解消作業を進めている。

3.影響を受けた可能性のあるユーザー
spモードを利用している一部のユーザー : 約10万契約
 (なお、12月21日(水曜) 午前7時30分現在のユーザー申告数は108件。)

4.ユーザー対応について
ドコモでは、本事象の影響があるユーザーについては特定でき次第、個別に対応するとしている。
なお、本事象に伴って影響を受ける可能性のある一部サービスの提供を一時停止している。

5.再発防止について
ネットワーク全体の処理能力と処理手順の総合的な見直しを行う。
当面の対策として、以下の再発防止策に取り組むとしている。
 (1)ユーザ管理サーバのチューニングによる処理能力増強
 (2)スマートフォンへのIPアドレス払い出しプロトコルの改善


一時停止しているspモードサービス
 ・spモードの各種設定変更(メールアドレス変更、メールアドレス入れ替え等)
 ・電話帳バックアップ
 ・イマドコサーチ
 ・イマドコかんたんサーチ
 ・ケータイお探しサービス
 ・DCMX・iDの初期設定・お引越し
 ・docomo ID発行
 ・プレミアクラブ
 ・spモードコンテンツ決済
 ・ドコモ ケータイ払い
 ・ドコモ ポイント交換
 ・ドコモ ケータイ送金
 ・請求内容のご確認
 ・spモード決済ご利用履歴、ドコモ ケータイ払いご利用明細
 ・各種お申込・お手続きサイト
 ・Myインフォメール
 ・アンドロイドマーケット ドコモ課金
 ・声の宅配便(受信一覧等)
 ・メロディコール(コンテンツ購入)
 ・ドコモ ドライブネット
 ・迷惑電話ストップサービスのブラウザでの設定

spモードの不具合について
ドコモ

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