エフセキュア・コーポレーションのセキュリティ研究所でセキュリティ・アドバイザを務めるショーン・サリバンが、FacebookとTwitter上で5日間にわたり蔓延した怪しいソーシャル・スパムを発見し、ブログで紹介しています。
このソーシャルスパムは、様々な数値パラメータを使用して短縮リンクサービスを提供している「bit.ly」によるショートリンクを用いており、ユーザのIPアドレスとクリックされるリンクにより、ユーザはchatpreview.meなどの2つの異なるリンクに誘導され、そこで「ChatSend」というブラウザのツールバー・プラグインをダウンロードするよう促される仕組みとなっています。
上記は、「WindowsとMac、どちらも歓迎」となっており、同ダウンロードをどのくらいの人々がインストールしたかは分からないものの、すでに100万人ものユーザがこのスパムリンクをクリックしていることがわかっています。「bit.ly」の統計を見ると、大部分のクリックはインドとフィリピンにおける被害が最も大きいことがわかります。
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