液晶画面もある安いプリンター


年末にプリンターが壊れた。2005年発売のキヤノンPIXUS iP4200を使用していたが、電源すら入らない状態になった。調べるとキヤノンに修理してもらうしか無い状態なことがわかった。

個人的にはプリンターはPCなどの周辺機器の中で、滅多に使わないが無くなると困る物という存在だ。実際、インクの交換は年1回あるかないかという状態で、使用回数は月に数回あればいい方だ。

使えなくなると困る物で、とりあえず12月に入り数枚の書類を印刷する必要があったが、セブンイレブンのネットプリントを使用してしのいだ。

通常の書類を印刷するだけなら、ネットプリントのようなサービスを今後も利用すればいいが、たびたび記載内容を変更する名刺印刷にプリンターを活用しているので、プリンターが無くなると名刺印刷に別の手段が必要となる。

業者に出すコストも馬鹿にならないので、修理するか、新しいプリンターを選ぶことにした。

■修理費用より安い新品プリンター
壊れたPIXUS iP4200を修理する場合、7350円に送料を加え約9,000円かかる。PIXUS iP4200の後継機種は実売15,000円程度のPIXUS iP4930だが、この機種はタイ洪水の影響で入手が困難な状態となっている。

iP4200は2006年頃に購入したようなので、5年程度使用していたが、iP4930を購入すれば同じように壊れるまで使用するはずだ。機能についてはだいぶ古いが不満も無く、新モデルを購入しても同じように長期間使用するだろう。

他の機種を選ぶにしても、名刺サイズをそのまま印刷するという前提があると機種選びが限られる。エプソンの同等機種の場合、EP-302があるが、HPやDELLは対応モデルが無いようだ。

iP4930の下位モデルにiP2700があり、洪水の影響が無いのか問題なく販売が続いており、こちらは4,180円だ。壊れたiP4200の純正インクが合計で3,945円なので、インクを買うのと同じ感覚で新品のプリンター(インクも当然含まれる)が購入できる事になる。

とりあえずこの機種にしてもよかったが、スキャナ機能のあるMP493は本体価格が4,690円と少々高くなるが、洪水の影響が無いのか即納だ。この機種にすればスキャナ機能も使えるので、便利に使えるはずだ。インクはBC-310とBC-311を使用し合計で3,936円。

最近のプリンターは無線LAN機能をつけるなど高機能化し始めているが、これらの新機能が一通りそろうまで、インクを買う感覚でとりあえず応急処置的にこの低価格品を選ぶのが良さそうだ。

すべての価格はAmazon.co.jpでの12月中旬の物

Canon PIXUS MP493
ネットプリント

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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