ITライフハック

myCharge

iPhoneなどスマートフォンのケースはあれば個性を出せるし、落とした場合を考えると安心感がある。しかし、無くても使えないことはないし、実際に使用していない人もちらほら見かけるし、必須な物ではない。

日本など一般の販売店で目立つのは、中身を傷から守る単純に保護するカバーだが、CESには数え切れないほどの会社が、単純なカバーでは無く、付加価値をつけたカバーや周辺機器を多数出展していた。

無くても問題は無いスマートフォンのケースだが、今後どのような製品が市場に出てくるのか、CESで見つけた特徴的な製品をいくつか紹介しよう。

■付加価値をつけて競争が激化するカバー
単純に保護するだけのカバーは、単純な見た目で選ばれるが、見た目や簡単な保護以外の付加価値をつけたカバーが多数CESで出展されていた。
たとえば、通常のカバーとしても使えるが、スタンド機能を内蔵していて、あらゆる方向にたてることができるカバー。

多くの機種に対応するZero Chromaのスタンド内蔵ケース

Zero Chromaの製品は、以前からあるが非常にコンパクトで、一見単なるカバーにもみえる。iPhoneやiPadだけではなく、Kindle Fire用など様々な製品向けに提供しており、デザインのバリエーションも増えているようだ。

アタッチメントをつけられるカバーもあり、ベルトなどに取り付けができるような仕組みになっているカバーもある。このアタッチメントは、車などにもアタッチメントをとりつけられるようになっているので、スマートフォンのGPS機能を使う場合にも便利だろう。
保護カバーでも相当ヘビーデューティーな環境でも大丈夫なカバーも多数あった。

普通の鞄に見えるバッテリー内蔵のPowerbag

■バッテリー関連機器
iPhoneに限らずスマートフォンで常に問題なのがバッテリーだ。デュアルコアからクアッドコアへ、LTEへの対応など、便利になればなるほどバッテリー問題は深刻になるが、これがハードウェア的に解決するには時間がかかるだろう。

そんな問題を解決するバッテリー内蔵のカバーは従来からあるが、このバリエーションも増え、様々な方法でバッテリー問題を解決しようとしている。

バッテリー内蔵のカバーの場合、そのカバーがついている機器のバッテリー問題はなんとかなるが、他の機器への供給が問題だ。最近はスマートフォンに限らず複数の電子機器を持ち運ぶのも珍しくなく様々な機器への電源供給が可能な外部バッテリーも多い。

myChargeはバッテリー自体に充電機能をつけ、様々な機器に対応できるようなコネクターを用意したバッテリーなどを提供している。容量や用途に合わせたバリエーションも多い。

また、バッテリーを内蔵し、各種コネクターを内蔵したデジタルガジェット対応の鞄もある。

myCharge系列のPowerbagは鞄の中に取り外し可能なバッテリーを取り付け、内部にあるUSBケーブルなどを経由して、持ち運びながら充電もできる製品。鞄にはACアダプターも取り付け可能で、鞄にACアダプタを接続してそのまま充電もできる。

今回紹介した製品以外にもケースやバッテリー関連では魅力的な製品が多く、今後日本でもこれらの製品が選べるようになればiPhoneなどの活用がより広がるだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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