Wordで罫線表を作る場合、あらかじめ表の内容を入力しておいて、それを元に罫線表を作成する方法がある。列の幅を自動的に文字列の幅に合わせることもできるので非常に便利だ。

■知っ得No.263 文字列から表を作成する
通常、Wordでは列数と行数を選択して、横幅いっぱいの表を挿入する。しかしこれだとあとからセルに入っている文字に合わせて列幅を調整しなくてはならなかったりしてめんどうだ。こういう場合は、先に文字列を入力し、それを元に罫線表を作成しよう。

●[文字列を表にする]を利用する
まず、表の内容を入力する。この際、項目間の区切りには、カンマやタブを入れておこう。ここではカンマを利用した(画面1)。
画面1 項目の区切りにカンマを利用し、表の内容を入力する。

入力し終えたら、文字列を範囲指定し、[挿入]タブの[表]をクリックし、[文字列を表にする]を選択する(画面2)。[文字列を表にする]ダイアログボックスが開くので、[自動調整のオプション]で[文字列の幅に合わせる]をオンにし、[文字列の区切り]で区切りとした記号、ここでは[カンマ]を選択して[OK]をクリックする(画面3)。
画面2 文字列を範囲指定し、[挿入]タブの[表]をクリックし、[文字列を表にする]を選択する。

画面3 [自動調整のオプション]で[文字列の幅に合わせる]、[文字列の区切り]で[カンマ]を選択し、[OK]をクリックする。

表が作成された(画面4)。列幅は、その列で一番多い文字列の幅に調整されている。
画面4 文字列の幅に合わせて表が作成された。

このやり方を利用すれば、カンマで区切られたCSV形式のデータから表を作成するのも簡単だ。また、[自動調整のオプション]で[列の幅を固定する]を選択し、列幅を指定すれば、決められた幅の表を作ることもできる。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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