パソコン自作派にとって、高性能なマシンだけでなく、コストパフォーマンスに優れた小型PCも注目の的のひとつだ。特に小型PCは、高性能・高速を目指すマシンとは違った難しさと楽しさがある、
こうした小型PC好きなユーザーに向けて、「ギガバイトのPC道場」でお馴染みのGIGABYTEから、H61チップセットを搭載したMini-ITX「GA-H61N-USB3」が発売された。
「GA-H61N-USB3」は、実売価格7千円台と低価格であるにも関わらず、春発表と噂の次世代22nmプロセッサーに対応し、Intel H61 Expressチップセットを搭載したマザーボードでもある。
そこで今回は、「GA-H61N-USB3」を使って、登場が待たれるWindows 8の時代でも十分に使用できるコストパフォーマンスに優れた小型PCを作ってみた。
■小型PC向けの「GA-H61N-USB3」
「GA-H61N-USB3」は、次世代22nmプロセッサーに対応したIntel H61Expressチップセット搭載のマザーボードだ。
本製品の最大の特徴は、小型のPCケースに入るMini-ITX仕様でありながら、フルサイズマザーボードにおとらない充実した機能を搭載している点だ。
まずCPUは、インテルが今年春投入するといわれている次世代22nmプロセッサーに対応している。次世代 22nmプロセッサーは、6MBキャッシュを搭載し、クロック周波数は2.7GHz~3.4GHzの高クロックで動作可能だ。同CPUを使えば、あとからでもCPUパワーをアップグレードすることができそうだ。
■GIGABYTE Super4準拠だから安心で多機能
本製品は、GIGABYTE Super4仕様に準拠したマザーボードであり、幅広いユーザーが求める様々な機能を備えている。
GIGABYTE Super4仕様とは、次のように安心で多機能なマザーボードの証だ。
1.Super Safe
本製品は、「Super Safe」と呼ばれるシステムの耐久性を極限にまで高め、より強固で堅牢なシステムの構築を可能にするための様々な独自機能を備えている。
GIGABYTE DualBIOSは、メインBIOSが損傷を受けたり故障したりした時に、BIOSデータを自動的に回復する特許技術だ。2つのBIOS ROMを搭載し、ウイルスまたはBIOSアップデート失敗等によりBIOSダメージや故障からの素早くシームレスな復帰が可能だ。
また、GIGABYTE DualBIOSは、3TB + (テラバイト) ハードディスクドライブからパーティションなしでのブート機能をサポートするようになり、1台のハードディスクドライブでより大きな容量の利用が可能となった。
マザーボード上のUSBポート は、安心のUSB専用ヒューズ設計を採用。各ポートにつながる回路上にそれぞれ専用のヒューズを搭載し、予期しない過電流等による故障等のトラブルを未然 に防ぎ、データ転送中における不意のデータ損傷等を回避することができる。
耐久性に優れ、安定している点も大きな魅力だ。「GA-H61N-USB3」を含め、GIGABYTE Ultra Durable シリーズのマザーボードは信頼のおける日本製固体コンデンサを使用しており、50,000時間の耐久性を誇る。 負荷がかかるソフトやゲームを安定して動作させることが可能だ。
2.Super Speed
Super Speedは、データの転送速度やデバイスの充電速度等といったシステムパフォーマンスの最先端をひた走ることができ、文字通りスーパースピードを引き出すことを保証するものだ。
GIGABYTEが提供する3倍USBパワーは、携帯型のストレージデバイ等のUSBデバイスへの互換性の向上と高速充電を可能にした。USBに独自の電源回路を採用し、USB規格の3倍の電力出力を実現。バスパワー駆動させるデバイスの安定性を高めている。
これにより、iPadやiPhone、 iPod等のデバイスの充電が通常のUSBと比較して40%高速にできる。On/Offチャージ機能を使えば、システムがシャットダウンした 状態でも充電が可能だ。
3.Super Savings
本製品は、低電力高効率でありながら、最高のパフォーマンスを発揮するために、業界最高品質の各種コンポーネントを採用している。
電流のスイッチングにより生じるロスを最小限に抑える低電圧RDS(on) MOSFETやチョークのコア内の電力ロスが小さく、優れた誘電特性誇るフェライトコアチョーク等は、その代表とも言えるものだ。
4.Super Sound
本製品は、信号対雑音比(SNR)108dBの優れた再生品質でBlu-rayコンテンツ等を存分に楽しむことができる、マルチチャネルHDオーディオをサポートする高性能なオーディオコーデックを採用している。
この価格帯のマザーボードには、サウンドの品質にこだわりのある製品は少ない中、本製品は低価格ながら、高音質のサウンドを満喫できるわけだ。
■Windows 8 時代にも対応できるミニPCを作ろう
さて、「GA-H61N-USB3」を使って、来るWindows 8 時代に対応できるミニPCを作ってみた。
Mini-ITX仕様なので、同仕様に対応した小型PCケースに組み込むことができた。
Mini-ITX仕様に対応した小型PCケース
早速、Windows 8のプレビュー版Windows Developer Preview」を試しにインストールしてみたところ、アッサリと動作した。
アイ・オー・データ機器のマルチタッチ対応液晶ディスプレイ「LCD-MF222FBR-T」を使えば、マルチタッチによる直感的な操作も可能だ。
試しに、手描きに対応したアプリケーションを使ってみたところ、快適に動かすことができた。
音楽アプリでは、内蔵のオーディオコーデックを使用して、音を鳴らすことができる。
最後に、もう一度「GA-H61N-USB3」の特長をおさらいしておこう。
「GA-H61N-USB3」は、Mini-ITX仕様のマザーボード。実売価格7千円台の製品だが、USB3.0にも対応し、GIGABYTE Super4仕様で多機能・高性能を誇る。
次世代22nmプロセッサーにも対応しているので、同CPUによるアップグレードが期待できる。
Windows 8のプレビュー版「Windows Developer Preview」も問題なく動作したことから、製品版においても問題なく動くと予想される。
これからコストパフォーマンスに優れた高性能な小型パソコンを作ってみようと考えているのなら、Windows 8時代を見据えて「GA-H61N-USB3」を選択して組み上げてみては如何だろうか。
■「GA-H61N-USB3」製品情報
■GIGABYTE公式ホームページ
■日本ギガバイト公式ブログ「ギガバイ子日誌」
■日本ギガバイト公式Twitterアカウント
■facebook GIGABYTEマザーボードテクニカルコラム
■【GIGABYTEのPC道場】
「GA-H61N-USB3」は、次世代22nmプロセッサーに対応したIntel H61Expressチップセット搭載のマザーボードだ。
本製品の最大の特徴は、小型のPCケースに入るMini-ITX仕様でありながら、フルサイズマザーボードにおとらない充実した機能を搭載している点だ。
小型PC向けの「GA-H61N-USB3」 |
まずCPUは、インテルが今年春投入するといわれている次世代22nmプロセッサーに対応している。次世代 22nmプロセッサーは、6MBキャッシュを搭載し、クロック周波数は2.7GHz~3.4GHzの高クロックで動作可能だ。同CPUを使えば、あとからでもCPUパワーをアップグレードすることができそうだ。
次世代22nmプロセッサーに対応したCPUソケット |
■GIGABYTE Super4準拠だから安心で多機能
本製品は、GIGABYTE Super4仕様に準拠したマザーボードであり、幅広いユーザーが求める様々な機能を備えている。
GIGABYTE Super4仕様とは、次のように安心で多機能なマザーボードの証だ。
1.Super Safe
本製品は、「Super Safe」と呼ばれるシステムの耐久性を極限にまで高め、より強固で堅牢なシステムの構築を可能にするための様々な独自機能を備えている。
GIGABYTE DualBIOSは、メインBIOSが損傷を受けたり故障したりした時に、BIOSデータを自動的に回復する特許技術だ。2つのBIOS ROMを搭載し、ウイルスまたはBIOSアップデート失敗等によりBIOSダメージや故障からの素早くシームレスな復帰が可能だ。
また、GIGABYTE DualBIOSは、3TB + (テラバイト) ハードディスクドライブからパーティションなしでのブート機能をサポートするようになり、1台のハードディスクドライブでより大きな容量の利用が可能となった。
BIOSデータの損傷等に起因するシステムの故障を防ぐ「GIGABYTE DualBIOS」 |
マザーボード上のUSBポート は、安心のUSB専用ヒューズ設計を採用。各ポートにつながる回路上にそれぞれ専用のヒューズを搭載し、予期しない過電流等による故障等のトラブルを未然 に防ぎ、データ転送中における不意のデータ損傷等を回避することができる。
耐久性に優れ、安定している点も大きな魅力だ。「GA-H61N-USB3」を含め、GIGABYTE Ultra Durable シリーズのマザーボードは信頼のおける日本製固体コンデンサを使用しており、50,000時間の耐久性を誇る。 負荷がかかるソフトやゲームを安定して動作させることが可能だ。
寿命50,000時間の日本製固体コンデンサを全面的に採用している |
2.Super Speed
Super Speedは、データの転送速度やデバイスの充電速度等といったシステムパフォーマンスの最先端をひた走ることができ、文字通りスーパースピードを引き出すことを保証するものだ。
GIGABYTEが提供する3倍USBパワーは、携帯型のストレージデバイ等のUSBデバイスへの互換性の向上と高速充電を可能にした。USBに独自の電源回路を採用し、USB規格の3倍の電力出力を実現。バスパワー駆動させるデバイスの安定性を高めている。
これにより、iPadやiPhone、 iPod等のデバイスの充電が通常のUSBと比較して40%高速にできる。On/Offチャージ機能を使えば、システムがシャットダウンした 状態でも充電が可能だ。
3倍USBパワーに対応したUSBポートを備える |
3.Super Savings
本製品は、低電力高効率でありながら、最高のパフォーマンスを発揮するために、業界最高品質の各種コンポーネントを採用している。
電流のスイッチングにより生じるロスを最小限に抑える低電圧RDS(on) MOSFETやチョークのコア内の電力ロスが小さく、優れた誘電特性誇るフェライトコアチョーク等は、その代表とも言えるものだ。
4.Super Sound
本製品は、信号対雑音比(SNR)108dBの優れた再生品質でBlu-rayコンテンツ等を存分に楽しむことができる、マルチチャネルHDオーディオをサポートする高性能なオーディオコーデックを採用している。
この価格帯のマザーボードには、サウンドの品質にこだわりのある製品は少ない中、本製品は低価格ながら、高音質のサウンドを満喫できるわけだ。
信号対雑音比(SNR)108dBを実現したオーディオコーデックを採用した |
■Windows 8 時代にも対応できるミニPCを作ろう
さて、「GA-H61N-USB3」を使って、来るWindows 8 時代に対応できるミニPCを作ってみた。
Mini-ITX仕様なので、同仕様に対応した小型PCケースに組み込むことができた。
Mini-ITX仕様に対応した小型PCケース
早速、Windows 8のプレビュー版Windows Developer Preview」を試しにインストールしてみたところ、アッサリと動作した。
アイ・オー・データ機器のマルチタッチ対応液晶ディスプレイ「LCD-MF222FBR-T」を使えば、マルチタッチによる直感的な操作も可能だ。
アイ・オー・データ機器のマルチタッチ対応液晶ディスプレイ「LCD-MF222FBR-T」 |
試しに、手描きに対応したアプリケーションを使ってみたところ、快適に動かすことができた。
手描きによるイラストも可能だ |
音楽アプリでは、内蔵のオーディオコーデックを使用して、音を鳴らすことができる。
本格的な演奏は難しいが、タッチ入力でピアノを弾くこともできる |
最後に、もう一度「GA-H61N-USB3」の特長をおさらいしておこう。
「GA-H61N-USB3」は、Mini-ITX仕様のマザーボード。実売価格7千円台の製品だが、USB3.0にも対応し、GIGABYTE Super4仕様で多機能・高性能を誇る。
次世代22nmプロセッサーにも対応しているので、同CPUによるアップグレードが期待できる。
Windows 8のプレビュー版「Windows Developer Preview」も問題なく動作したことから、製品版においても問題なく動くと予想される。
これからコストパフォーマンスに優れた高性能な小型パソコンを作ってみようと考えているのなら、Windows 8時代を見据えて「GA-H61N-USB3」を選択して組み上げてみては如何だろうか。
■「GA-H61N-USB3」製品情報
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