インテルの最新SSD「520シリーズ」を旧型Macに取りつける、ややマイナーなレビュー企画。

今回で完結となるはずだったが、トラブル発生。それに触れる前に、意外に複雑だった、旧MacProへの取りつけ方法を述べておく。



■SSDマウンタを取りつける
SSDをMacProに装着するには、まず、標準搭載のHDDマウンタを取り外す。HDDマウンタは、4基のベイ共通のロックを右にずらすことで取り外せる。マウンタをまっすぐ引き抜き、これにSSD装着用マウンタをネジ止めする。前回述べたように、今回は「SSD Mounter Pro」を使用した。

SSD装着用マウンタと、HDD装着用マウンタを結合するには、付属の銀色ネジを使う。HDDマウンタの本体に向かって左側のネジは下方から差し込み、上方はナットで止める。逆に、右側のネジはナットを使わず、上方からネジ止めする。説明書に書いてあることだが、早合点して逆方向から差し込まないようにしたい。

■SSDをネジをマウンタに装着
2つのマウンタが結合したところで、ここにSSDを取りつける。SSDの取りつけには黒ネジを使い、横からネジ止めする。インテルのブランド名が入った側が下向きになるように装着すること。

SSDの種類によっては、マウンタとの間にわずかなすき間ができてしまうが、これは仕様なので仕方がない。インテル「520シリーズ」の場合は、しっかりと止めることができた。以上の工程は、マニュアル通りに行えばさほど難しくない。

■SSDが認識されず!
SSDを装着したマウンタをMacProに差し込み、レバーをロックすれば「万事OK」のはずであった。だが、なぜかSSDが認識されない。

Macの場合、ディスクのフォーマットには[ディスクユーティリティ]というアプリを使うが、これでも認識しない。ハードウェアを増設した後に有効な、PRAMのクリア(起動時に[オプション][コマンド][P][R]を同時に押す)も試みたが、相変わらず認識しない。

何らかの問題が起きているようだ。というわけで、次回の最終回に続く。

秋葉館

大島克彦@katsuosh[digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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