Excelで表を作成したり、データを入力したりする際、少しでもラクをしたいと思うのは誰でも同じ。大きい表の場合は、セルを移動するのが大変だし、数式を入力するにはいちいち「=」を入れなくちゃならない。今回はそんなちょっとしたことが気にならなくなる、便利なキー操作を紹介しよう。

■知っ得No.723 キー操作を利用して入力を便利にする
ワークシートの先頭や表の末尾、行頭、行末へジャンプするには、便利なショートカットキーが利用できる。また、数式を入力する際には、実は「=」を使わなくても、テンキーだけで入力する事が可能だ。

●先頭や末尾にジャンプする
表内のどこにアクティブセルがあっても、[Ctrl]+[Home]キーを押せば一気にワークシートの先頭にジャンプすることができる。また、表内での移動については、[Ctrl]+[↑]、[↓]、[→]、[←]キーが便利だ。それぞれセルの先頭行、最終行、右端の列、左端の列にジャンプしてくれる(画面1)(画面2)。
画面1 表内の適当な場所で、[Ctrl]+[↑]キーを押す。

画面2 同じ列の表の一番上のセルにジャンプした。

また、[Ctrl]+[End]キーを押せば、表内のどこにいても右下のセルに移動することができるのだ。

●テンキーだけで数式を入力する
各数字や加減乗除の「+」「-」「*」「/」はテンキーにあるが、「=」だけはテンキーでは入力できない。しかし「+」を利用することで、数式を入力する事ができる。

まず最初に、「=」を入力する代わりに「+」を入力する。続けて通常通りに数式を入力しよう(画面3)。
画面3 「+」から続けて数式を入力する。

[Enter]キーを押すと、最初の「+」が自動的に「=」に変更され、数式として入力される(画面4)。
画面4 [Enter]キーを押すと最初の「+」が「=」に変更され、数式となる。

どれもちょっとしたことだが、利用することでスピードアップ間違いなしだ。ぜひ活用してほしい。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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