2011年のレンズ交換式デジタルカメラの出荷台数(全世界)は、対前年比で約23%増の約1,600万台に達し、2012年はアジア地域を中心とした需要の伸長に伴い、対前年比で約25%増の約2,000万台と、順調な市場拡大が見込まれている。

そうした状況を踏まえ、キヤノンは、静止画・動画ともに本格的な作品作りに適した、卓越した描写力を誇るハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」を、2012年3月下旬より発売すると発表した。
「EOS 5D Mark III」は、前モデルとなる「EOS 5D Mark II」(2008年11月発売)の後継機種に当たり、静止画・動画ともに画質が飛躍的に向上。さらに従来モデルからAF精度や連写速度を高めるなど、撮影性能が大幅に向上したことで作品作りのための表現力も同時に進化しているという。

■本格的な作品作りに耐える画質が凄い
撮像素子は、新開発の35mmフルサイズで約2,230万画素のCMOSセンサーと「DIGIC 4」の約17倍という処理能力を持つ映像エンジン「DIGIC 5+」の搭載によって高精細で広いダイナミックレンジの画質を実現。さらに、常用ISO感度が最高ISO25600(※)まで拡大しており、手持ちでの夜景撮影、暗いシーンでのポートレート撮影時でも、ノイズを抑えた撮影が行える。また動画撮影時は、従来機種から偽色やモアレの発生を大幅に抑え、なおかつより低ノイズで高画質な映像が得られるように進化している。

※動画撮影時の常用ISO感度はISO100~12800

■新開発のAFシステムが凄い
新開発のAFシステムに、最上位機種である「EOS-1D X」(4月末発売予定)と同一の新AFセンサー「61点高密度レティクルAF」(総測距点数61点)を搭載した。このおかげで色々な構図への対応や動く被写体の捕捉率が向上し、特にポートレートや動体撮影などで効果的なAF性能を発揮するという。

■高画素でも高速レスポンスが凄い
従来の4chから8chに読み出し速度が向上した新開発のCMOSセンサーとDIGIC 5+の高速画像処理により、約2,230万画素の高画素数を保持しながら、最高約6コマ/秒の高速連写が可能。さらに、従来機種と比べ、レリーズタイムラグの短縮も実現。

「EOS 5D Mark III」製品情報
キヤノン

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