ホームシアターPC(HTPC)といえば、HD解像度の動画を楽々と再生できるスペックを詰め込んでありながらも、リビングの大画面テレビの脇に設置できるくらいにはコンパクトなサイズでないといけない。そんなHTPCを自作できるAtom搭載マザーが登場した。

ホームシアターPC(HTPC)といえば、HD解像度の動画を楽々と再生できるスペックを詰め込んでありながらも、リビングの大画面テレビの脇に設置できるくらいにはコンパクトなサイズでないといけない。そんなHTPCを自作できるAtom搭載マザーが登場した。

ZOTAC D2700-ITX WiFi SupremeはCPUにIntel Atom D2700(デュアルコア、2.13GHz)を搭載するMini-ITXマザーボードだ。最大の特長はオンボードグラフィックスとしてNVIDIAのGeForce GT 520を搭載しているところだ。

このおかげでハードウェアによる動画再生支援機能が利用でき、非力なCPUではあるがフルHD動画などの高解像度動画でも余裕で再生できる性能になっている。また、オンボードでIEEE802.11nの無線LANやBluetooth 3.0といったワイヤレス機能、2つのUSB3.0ポートやSSDを装着できるmSATAスロットと必要十分なインタフェース類も搭載している。

CPUがAtomなのでバリバリ使うメインマシンといった通常のPCとしての利用は当然厳しいだろうが目的を絞った利用、たとえば動画や音楽再生の専用PCやテレビ録画PC兼NAS用PCといった使い方が似合いそうだ。

価格はオープンプライスだが実売では1万円台後半となる見込みだ。あとはマザーが収まるケースとメモリー、HDDさえ用意すればマシンを1台組み上げることができる。格安でセカンドマシンを自作したい人にもオススメだ。取り扱いはアスクで発売は3月下旬を予定。

製品紹介ページ
アスク

ITライフハック
ITライフハック Twitter

マザーボードの記事をもっと見る
次世代22nmプロセッサー対応「Z77X-UD5H」マザーボードの魅力をさぐる
聞こえてきたIVY Bridgeの足音!GIGABYTEがCeBIT 2012でIVY Bridge対応マザーを展示
Windows 8時代でも使える小型PCに最適!次世代22nmプロセッサー対応可能な高コストパフォーマンスMini-ITXマザー「GA-H61N-USB3」"
GIGABYTE、Z68人気モデルにBluetooth4.0/Wi-Fiカードを追加!PCの無線化を加速する「GA-Z68XP-UD4/WIFI」を発表

AMD Fusion-ITX WiFi FUSION350-A-E
AMD Fusion-ITX WiFi FUSION350-A-E
クチコミを見る