写真家のリアルSNSのような写真展「GRバトン 写真家リレー」がスタートしている。
月毎に写真家自身が、次の月の写真家を指名して作品展を開くという、どんな写真作品が飛び出すかわからないサプライズ満載の企画展が東京・銀座にあるリコーフォトギャラリーRING CUBEにおいて開催中だ。

写真展「GRバトン 写真家リレー」は、12人の写真家がGRをバトンに作品展をリレーするという、変わった企画だ。

通常の写真展では十分に準備期間があるが、この「GRバトン 写真家リレー」では、通常より短い期間で作を作成しなければならない。その分、瞬発力が必要だ。まさに、若い作家でなくては出来ない面白い試みだ。

「GR DIGITAL」もしくは「GXR」をバトンとして、12人目のアンカーまで毎月のように写真家が入れ替わり、写真家の魂を受け継ぐ作品展となっている。

第一走者ともいうべきTaichi氏による写真展が2月27日に終了し、第二走者の富永崇功氏が、Taichi氏の写真魂を引き継いで、3月21日(水)よりスタートした。

本写真展では、富永崇功氏が街で出会った人々を撮影されたポートレート作品を展示している。

●富永崇功氏から一言
別に何も特別なことはしていないんです。
相手にはただ、そこにいてもらうだけでいい、それだけで十分魅力的なのです。
ファインダーを覗き僕と相手の視線が交わるとき、
僕はこの上ない感謝の気持ちと愛おしい気持でいっぱいになる。
僕はきっと、撮らせてくれた相手と写真に対して慕情にも似た感情を
抱いているのかもしれません。
富永崇功氏


富永崇功氏略歴
1990年 福岡県福岡市出身
2010年 東京ビジュアルアーツ 写真学科 卒業

「GRバトン 写真家リレー」の概要
第二走者:富永崇功(トミナガ タカノリ)氏写真展『慕情』
第二走者展示:2012年3月21日(水)~2012年4月2日(月)※休館日を除く
場 所:リコーフォトギャラリー RING CUBE ギャラリーゾーン
所 在 地:東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター(受付9階)
電 話:03-3289-1521
開館時間:11:00~20:00(最終日17:00まで)
休 館 日:火曜日
入 場 料:無料

リコーフォトギャラリー「RING CUBE」

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