2012年4月25日、ヘンケルジャパンは都内ASK TOKYOにおいて報道関係者向けに世界最大のSNSサービスである「Facebook」を活用した世界初のビジネスモデルとなるサロンの支援サービス「Social Partner Salons」(ソーシャル・パートナー・サロン、以下SPS)の記者説明会を開催した。
■サロンの顧客満足度が上がる - ヘンケルジャパン 高岳氏
発表会は、まずヘンケルジャパン シュワルツコフプロフェッショナル事業本部 取締役本部長 高岳 史典氏による、SPSサービスの概要およびその戦略の説明から始まった。

SPSは、簡単に言うとFacebookをプラットフォームとしたサロン(ヘアサロンや美容室など)と顧客を結ぶ、サロン支援サービスだ。SPS契約を行ったサロンは、コンテンツ制作や更新などで時間と手間のかかるFacebookページの運営を容易に行うことができるようになる。

また既存顧客のファン化(囲い込み)や口コミによる新規顧客の開拓といったことへの取り組みもSPSがサポート。さらにサロンを訪れた顧客は、待ち時間にファッションの最新トレンド情報や海外ドラマなどの魅力的なコンテンツを利用することができる。

このようなFacebookを活用したヘアサロン支援サービスは“世界初”の試みとなるという。



高岳氏いわく
「サロン様のもつ空間時間を有効活用することで、新しいビジネスが創出されます。それによって、サロンサービスに付加価値が与えられ、サロンの顧客満足度が上がります。」
と、SPSサービスがヘアサロンにとって有意義なサービスであることを強調した。

ヘンケルジャパン シュワルツコフプロフェッショナル事業本部 取締役本部長 高岳 史典氏



■ビジネスの幅を広げていきたい-コンデナスト・デジタル 田端 氏
引き続き、SPSへVOGUE JAPANのデジタルコンテンツ提供を行うコンデナスト・デジタル 田端 信太郎氏により、今後拡大が期待されるFacebookなどのSNSを活用したビジネスプロモーションについての説明があった。

コンデナストは、iPad発売にあわせてデジタルマガジンをいち早く発刊した。現在は、ウェブと雑誌(プリントマガジン)、デジタルマガジンの3つを合わせ、マルチプラットフォーム戦略としている。田端氏よると、読者リサーチを通じこれら3つのプラットフォーム、それぞれの役割と相乗効果が明らかになったという。

VOGUE全体の接触者では、「プリントのみ」はすでに少なく、デジタルとの多重接触が多いという結果が得られた。コンデナストは今や雑誌社ではなく、マルチプラットフォーム企業になりつつあるという。また、Facebookは、全メディアをつなぐ「ハブ」として位置づけられるという。
Facebookは、全メディアをつなぐ「ハブ」として位置づけられる


田端氏によれば、
「広告枠のスペース販売だけでなく、コンテンツ提供から、ソーシャルを含めた広告主様のオウンドメディア構築、ソーシャル活用化まで、ビジネスの幅を広げていきたいと思っております。今回は、その第一弾となります。」
と、ビジネスモデルや方向性について説明した。
コンデナスト・デジタル 田端 信太郎氏


SPSはフェイスブックの実名制による口コミ波及やエンゲージメント率の高いシュワルツコフプロフェッショナルFBページ内での「サロン検索」を軸に、サロンの新規顧客の獲得や鶏ファン化の促進を積極的にサポートしていくとしている。

「Social Partner Salons(ソーシャルパートナーサロン)」
ヘンケルジャパン

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