昨日の見事な金環日食、映像や静止画で楽しんだ人もいただろうが、デジカメや携帯&スマホのカメラ機能を使いフィルターを使用せずにダイレクトで太陽を撮影した猛者たちがデジタルカメラの撮像素子を焼いてしまったケースが出たようだ。Twitterで相当数つぶやかれていたが“釣り”だと思っていたがホントに壊した人がいたようだ。
CMOSやCCDといった撮像素子は直射日光に当てると焼き付いてしまう可能性がある。また、撮像素子だけでなくホワイトバランスや絞り、オートフォーカスといった機能が太陽光にダイレクトにさらされることでエラーになってしまう可能性がないとも言えない。

いちばん被害を受けるのは撮像素子なのだが、どういった被害を受けるのかを理解するために手っ取り早いのがYoutubeなどにアップされているレーザー光線によるCMOSセンサーが壊れてしまう有名な動画を見ることだ。この辺を見ると撮像素子が一瞬で焼き付いているのが分かる。こうした被害を受けないようにフィルターを使うなどの対策は行っておきたい。

当然のことだが壊れてしまったスマホの修理や買い替え、新しいカメラの買い替えなどが一定数見込まれる。思わぬ経済効果とでも言えばいいのか、何やら素直には喜べない話だ。



togetter:2012年 金環日食 「カメラ 壊れた」

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