Linuxの人気ディストリビューションであるUbuntu(ウブントゥ)は、使えば使うほど、便利さを実感するものだ。今回は、Ubuntuを起動するUSBメモリーの作成方法について解説しよう。これを持ち歩いていれば、いつでもUSB起動ができるPCから自分のオリジナル環境でUbuntuが起動できる。Windows/Macユーザー問わず、知っておいて損はないだろう。


■CDからの起動ではデータ保存に難点
前回、Ubuntuはどこが便利なのか Windowsトラブル時にデータを救出で、CD/DVDメディアから起動することで、Windowsパーティションのデータを救出する方法について述べた。

Ubuntuは、CD/DVDから起動した状態でも相当のアプリケーションを使うことができる(これについては別の機会に譲りたい)。だが、起動が遅いことと、起動用メディアにはデータを書き込めないため、データの保存には別途、USBメモリなどを利用しなければならないことが難点だ。

■Ubuntuが起動可能なUSBメモリーを作成する
実は、Ubuntuには起動用のUSBメモリーを作成する機能がある。起動用のUSBメモリーを作成するには、「スタートアップ・ディスクの作成」というアプリケーションを使う。このアプリを使うには、Ubuntuのデスクトップで左側に並んだランチャーのいちばん上にある[Dashホーム]をクリックする。

「スタートアップ・ディスクの作成」は、CD/DVDから起動した状態でも使えるのだ。

■保存領域はFAT32などでフォーマット
USBメモリーは16GB程度あれば十分。「スタートアップ・ディスクの作成」で、起動用の領域とデータ保存用の領域を分けることができるので、データ保存用に4GB程度を確保しよう。Windows環境からでも読み込めるように、データ保存用の領域はFAT32などでフォーマットしておくこと。これで、起動用のUSBメモリーを作成できる。

このメモリーを用意しておくことで、イザというときにデータを救出できるのはもちろん、外出先で他人のパソコンを借りなければならなくなった場合でも、USBメモリーから起動することで、自分用の環境で使い、データも持ち運びできるわけだ。


Ubuntu Japanese Team

大島克彦@katsuosh[digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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