この写真を見て「ああ例のアレか」とピンと来た人は、相当のハードウェアマニアだろう。何かといえばCPUクーラーなのだが、冷却の匠といわれるZALMANが新しくリリースしたのがこの「ZALMAN CPU Cooler CNPS14X」である(取り扱いはアスク)。

通常のCPUクーラーの何倍もありそうな巨大なこのクーラー。CPUクーラー中心部から6本の銅製ヒートパイプが両側に伸び、放熱面積を稼いでいる超巨大アルミ製放熱フィン、そして中央に置かれた14センチ口径の巨大ファンが組み合わさっている。大口径のファンは回転数が950~1350rpmと低いおかげで騒音レベルは、なんと17~21dbAと低い。人の感覚にも左右されるが、一般的に20dbAとは、木の葉の触れ合う程度の音といわれるくらいなので、たいていの人はまったく気にならないレベルだろう。

放熱フィンのど真ん中に14センチ口径のファンを搭載する。


ただ現状のIVY Bridge世代のCore iシリーズであれば、こんなドデカクーラーは必要ないはずだ。CPUに付属してくる純正クーラーでそこそこ冷えるので問題なく使用できるだろう。つまりこういったCPUクーラーのニーズが確実にあるユーザー層がある。言わずと知れた「クロックアッパー」だ。

このクーラーは、オプションで外部にファンを2つ追加できるようになっている。とにかく少しでも高い周波数でCPUをぶん回したいという人にとっても、このCPUクーラーは魅力的な製品というわけだ。過去の例から考えて、このCPUクーラーを搭載してクロックアップを施して動作保証を行って販売するショップブランドのハイエンドPCも登場してくると思われる。つまるところ、それだけ信頼性の高いクーラーであると思っていいだろう。

両サイドに2つファンを追加することでさらに冷却性能を高めることができる。


オーバークロックにも対応できるほど冷却効率が高く、そして静音性も高いとなれば、クロックアップ目的ではなく静音化目的で装着するのももちろんアリだ。ただし「PCケースにこのCPUクーラーが入るのであれば」という絶対的な条件が付く。当然かなり内部に余裕のあるPCケースでなければ装着は無理な点に注意しよう。

◆製品情報
メーカー:ZALMAN
製品名:ZALMAN CPU Cooler CNPS14X
型番:CNPS14X
本体サイズ:140(奥行き)×126(幅)×159.3(高さ)mm
重さ:約850g
発売時期:7月25日
予想市場価格:5千480円前後


ZALMAN CPU Cooler CNPS14X
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