ペットロボット「スマートペット」の育成記第三弾。

いよいよ、iPhoneをスマートペット本体に取り付けて遊ぶ。説明書によれば、いくつかのアクションが組み込まれているらしいので、ワクワクしながらさっそく検証してみる。


■機種ごとに専用ケースを用意
iPhone、iPod touchをスマートペットに取り付けるには、付属する機種ごとの専用ケースを使う。種別はやや分かりにくいが、薄型のものがiPod touch用、四隅が丸いのがiPhone 3G用だ。挟み込むようにしてiPhone、iPod touchをセットする。

さらに、スマートペット本体の頭の部分を持ち上げるようにして、iPhoneを取り付ける。さらに、ステレオミニプラグをiPhoneのイヤホンジャックにしっかりと差し込む。付属のイヤホンカバーを取り付けてもよい。

■表情は一気に豊かになる
smartpetアプリを起動し、尻尾の下にあるスイッチを入れると遊べるようになる。本体につなげると、iPhoneだけで遊ぶときに比べると表情が豊かになる。

おでこのあたりをさすったり、エサをあげたりすると上機嫌な顔になるが、放っておくと不満そう、あるいは退屈な顔になる。飼い主からすると、なかなか離れられなくなる仕掛けと言えるだろう。

■トリック動作で楽しむ
スマートペット本体でないと楽しめないのが、さまざまなアクション。手を近づけるとうれしそうに歩いてきたり、くしゃみをして後退したり、座らせるとクビを振るのは面白く、妙にいやされてしまう。

飼い主が手を近づける際のアクションは、iPhoneのカメラを使って関知する。使ってみた印象では、室内が暗いと関知しにくいのか、ペットが反応しないことがあった。手は、ペットから30センチ以内のところに、上方からすっと下げるのがコツのようだ。

「歩く」といっても、まっすぐに歩けるわけではない。わざとそういう仕様にしたのかどうかは分からないが、逆に「かわいい」と思えたりもする。ただ、歩く際の音が「いかにも」という機械音なのは気になったところだ。

「愛犬レベル」が上がると、できる操作が増えてくる。たとえば、レベルが「3」になると、「さがれ」ができるようになる。また、ペットからの要求も増えてくるし、表情もバラエティに富んでくる。お手入れやアイテムなどへの要求も増えるのだが、要求通り与えても、単純にうれしそうな顔をしない時はあるのは、心憎い。

やりたくもない時に、「ゲームをやれ」といいたげなアイコンが出てくるのは勘弁してほしかったが、こうやってコミュニケーションをとっていくという仕様なのだろう。

これからも、ときどき、育成記を報告していきたい。


スマートペット

大島克彦@katsuosh[digi2(デジ通)]

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