アスクより、NVIDIAのGeForce GT 640を搭載するZOTAC製グラフィックスボード「ZOTAC GT 640 ZONE Edition 2GB DDR3」を7月下旬に発売する。GeForce GT 640は、最新のKeplerコアを搭載しているためパフォーマンス的にも従来のFermi搭載のミドルレンジ以下モデルよりも高い性能を確保する。

基本的なスペックだが、CUDAコアは384ユニット、メモリー容量は2GB(DDR3)、メモリ-インターフェイスは128ビット、コアクロックは900MHz、メモリークロックは1,782MHzである。何よりも重要なのはファンレスであることだ。2スロット分を占有するもののヒートパイプと冷却フィンとの組み合わせることでファンレス化を実現している。PCの静音化の妨げになりやすいグラフィックボードがあらかじめ無音なため静音化を行いやすい。起動ドライブをSSDにして大口径で低回転のCPUファンを搭載すれば、ほぼ無音に近いPCを自作することができるわけだ。

パフォーマンス的にはミドルレンジながら4Kビデオ出力、4Kビデオデコードをサポートしている。最大4,096×2,160ピクセル解像度の出力にも対応。また、動画トランスコードのGPUアクセラレーションも可能で、スマートフォンやポータブルメディアデバイス用の動画を極めて高速に作成することも可能になっている。

◆製品情報
メーカー:ZOTAC
製品名:ZOTAC GT 640 ZONE Edition 2GB DDR3
型番:ZTGT640-2GD3ZER001/ZT-60204-20L
発売時期:7月下旬
予想市場価格:1万5千円前後


ZOTAC GT 640 ZONE Edition 2GB DDR3
アスク

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