※画面は、はめ込み合成 |
出張や旅行時では、映画やドラマは一番の息抜きになるものだ。ネットや現地の番組をみるのもいいが、出先で録画しておいたお気に入りの映画やドラマを見るのは癒されるものだ。
筆者はケーブルTVを契約しており、映画や海外ドラマ、懐かしいアニメなどを自宅のHDDレコーダーに録画している。録りためた番組は週末の楽しみでもあるが、HDDの中には、まだ見ていない番組が山のように眠っている。
録画した番組は自宅でしか視聴できないわけだが、仕事柄、取材も多い筆者は出張先や取材先でも見られたらと思うことが少なくない。先日も、取材で関西に行ったが、ちょっとした空き時間に録りためた番組を見たかったものだ。
録画した番組はファイルサイズも大きく、UltrabookやノートPCで持ち歩くには少々無理がある。
今や、新幹線の中でも無線LAN(Wi-Fi)やモバイル通信でインターネット接続できる時代だけに、録画した番組や自宅にある動画を便利なクラウドを利用してなんとかしたいと思ったわけだ。
そこで、いつものようにアイ・オー・データ機器のサイトで調べてみたところ、USB接続でフルHDにも対応し、H.264ハードウェアエンコーダ搭載ビデオキャプチャー「GV-D4HVR」なる新製品を見つけた。
本製品があれば、録画した番組のファイルサイズをクラウドでも利用できるサイズに小さくできる。ハードウェアエンコーダなので、非力なPCでもコマ落ちが少ない安定した長時間録画ができる。
極薄・軽量で持ち運びに便利だが、動画データを持ち歩くにはHDD容量が小さいUltrabookやちょっと古い非力なノートPCでも、ドラマや映画を録画できるモバイルレコーダーに変身させることができるのだ。
ファイルサイズが小さいH.264形式に変換すればクラウドサービスにデータをアップロードできるし、どこでもクラウド経由で動画が見られる。
そう確信した筆者は、名付けて「クラウドモバイルレコーダー計画」に着手した。
まずは、「GV-D4HVR」がどれほど便利なものなのかを、ここで紹介しよう。
■ノートPCがモバイルレコーダーに大変身!
「GV-D4HVR」は、フルHD対応H.264エンコーダーを搭載したUSB接続のビデオキャプチャーだ。
本製品はD1/D2/D3/D4信号入力に対応し、USB接続のフルHD対応ハードウェアH.264エンコーダにより、「コマ落ちの少ない安定した長時間録画」と「画質劣化の少ない安定したエンコード」を実現した。
USBバスパワーで動作するので、ACアダプターは不要だ。手軽に思い出のHDVテープやD-VHSテープに保存したハイビジョン映像や、D端子出力対応のデジタルチューナーやレコーダーなどの映像を、高画質でデジタル化できる。
Sビデオやコンポジット入力にも対応しているので、古いビデオデッキで録画した映像も変換してノートPCなどで視聴ができる。
ビデオ編集&BD/DVDオーサリングソフト「CyberLink PowerDirector 9 for I-O DATA」を添付しているので、直感的な操作でブルーレイやDVDを作成できる。
「GV-D4HVR」本体のほかに、USBケーブル(A-B 約1m:1本)、サポートソフトCD-ROM(1枚)、必ずお読みください、セットアップガイドが付属される。
■セットアップはケーブルを接続するだけ
「GV-D4HVR」のセットアップは簡単だ。
1.アプリをインストール
サポートソフトCD-ROMをパソコンにセットして、アプリをインストールする。
2.パソコンに繋げる
「GV-D4HVR」にUSBケーブルを繋げる。
3.映像機器を繋ぐ
映像機器を繋げる。
パターン1:地デジ放送を録画する
地デジチューナーを繋げれば、ノートPCに地上デジタル放送の映像を録画することができる。
パターン2:D-VHSでビデオを変換して見る
D-VHSを繋げれば、D-VHSテープに録りためた映像をノートPCに録画することができる。
パターン3:PlayStation3
PlayStation3を接続すれば、ゲームをプレイしている動画をノートPCに録画することができる。
■クラウドに動画をアップしよう
「GV-D4HVR」はH.264形式に動画を変換・録画ができるので、高画質の映像でもファイルサイズを小さくすることができる。クラウドサービスに動画をアップロードする場合には、ファイルサイズが大きいと長い時間が掛かるが、H.264形式であれば短時間でアップロードできるメリットがある。
DropBoxなら、無料で2ギガバイト(最大18ギガバイト)、有料プランで100/200/500ギガバイト、ビジネス対応なら1テラバイト以上の容量を使うことができる。H.264形式であればDropBoxに動画を入れておき、どこでもDLして動画を見ることができる。
■ちょっとクールな使い方
ここで、ちょっとクールな使い方を紹介しておこう。
1.自動的に録画スタート!シンクロ録画機能
入力端子にビデオ信号が入ると自動的に録画をスタートするシンクロ録画機能を備えている。この機能を有効にしておけば、映像機器の電源がオンになると、自動で録画を開始する。
地上/BS/110度CSデジタルチューナーやCATVなどの外部チューナーと接続することにより、チューナーの予約と連動して録画の開始/終了を行うことができる。
2.長時間の映像も1枚のDVDにぴったり保存
録画した映像をDVDディスクに残したい人の中には、長時間の映像を1枚のディスクに収めたい人もいるだろう。
映像の容量がDVDのディスク容量を超えそうな場合でも、DVDへの書き込み時にDVDのディスク容量に応じて映像品質を最適な画質に自動変換するスマートフィット機能を備えている。これにより、長時間映像も1枚のDVDにピッタリと保存することができる。
※1枚のDVDに保存できる映像は、最大約240分まで
つかった製品はこちら
・USB接続 フルHD対応 ハードウェアH.264エンコーダ搭載ビデオキャプチャー「GV-D4HVR」
USB接続 フルHD対応 ハードウェアH.264エンコーダ搭載ビデオキャプチャー「GV-D4HVR」があれば、Ultrabookや激安ノートPCでも、コマ落ちすることなく、地デジ放送の番組録画・視聴できるだけでなく、昔の録画データも変換して視聴できる。
さらにDropBoxに代表されるクラウドサービスに動画をアップしておけば出張先や帰省先などでも、いつでも好きな時にダウンロードして見ることができる。
「GV-D4HVR」はハードウェアH.264エンコーダを搭載しているので、Ultrabookや激安ノートPCでも、ハイビジョン映像をノートPCに負担をかけずにキャプチャすることができる。
ただ1点、著作権があるコンテンツ再生時には、コンテンツを録画したパソコンに「GV-D4HVR」を接続しなければならないというのはどうにも不便だ。是非、改善を望みたい。
インターネットを調べてみると、「GV-D4HVR」は、実売価格1万6千円台で売られているショップがあった。
この価格であれば、ビデオキャプチャーの中でも比較的安価であるし、高性能なHDDレコーダーを買うことを考えたら、はるかに格安だ。
※実売価格は、原稿執筆時
ロンドンオリンピックの映像をキャプチャーしたいと考えている人は、本製品を使って、モバイルレコーダー環境を構築してみては如何だろうか。
■アイ・オー・データ機器
「GV-D4HVR」は、フルHD対応H.264エンコーダーを搭載したUSB接続のビデオキャプチャーだ。
ハードウェアH.264エンコーダ搭載ビデオキャプチャー「GV-D4HVR」 |
本製品はD1/D2/D3/D4信号入力に対応し、USB接続のフルHD対応ハードウェアH.264エンコーダにより、「コマ落ちの少ない安定した長時間録画」と「画質劣化の少ない安定したエンコード」を実現した。
USBバスパワーで動作するので、ACアダプターは不要だ。手軽に思い出のHDVテープやD-VHSテープに保存したハイビジョン映像や、D端子出力対応のデジタルチューナーやレコーダーなどの映像を、高画質でデジタル化できる。
オーディオ端子、D1/D2/D3/D4信号入力に対応したD端子、コンポジット端子、Sビデオ端子を備える |
Sビデオやコンポジット入力にも対応しているので、古いビデオデッキで録画した映像も変換してノートPCなどで視聴ができる。
ビデオ編集&BD/DVDオーサリングソフト「CyberLink PowerDirector 9 for I-O DATA」を添付しているので、直感的な操作でブルーレイやDVDを作成できる。
「GV-D4HVR」のパッケージ |
「GV-D4HVR」本体のほかに、USBケーブル(A-B 約1m:1本)、サポートソフトCD-ROM(1枚)、必ずお読みください、セットアップガイドが付属される。
「GV-D4HVR」の付属品 |
■セットアップはケーブルを接続するだけ
「GV-D4HVR」のセットアップは簡単だ。
1.アプリをインストール
サポートソフトCD-ROMをパソコンにセットして、アプリをインストールする。
2.パソコンに繋げる
「GV-D4HVR」にUSBケーブルを繋げる。
USBケーブルを繋ぐ |
3.映像機器を繋ぐ
映像機器を繋げる。
映像機器を繋ぐ |
パターン1:地デジ放送を録画する
地デジチューナーを繋げれば、ノートPCに地上デジタル放送の映像を録画することができる。
地デジチューナーを繋げる(※画面は、はめ込み合成) |
パターン2:D-VHSでビデオを変換して見る
D-VHSを繋げれば、D-VHSテープに録りためた映像をノートPCに録画することができる。
D-VHSを繋げる(画面は、はめ込み合成) |
パターン3:PlayStation3
PlayStation3を接続すれば、ゲームをプレイしている動画をノートPCに録画することができる。
PlayStation3を繋げる(画面は、はめ込み合成) |
■クラウドに動画をアップしよう
「GV-D4HVR」はH.264形式に動画を変換・録画ができるので、高画質の映像でもファイルサイズを小さくすることができる。クラウドサービスに動画をアップロードする場合には、ファイルサイズが大きいと長い時間が掛かるが、H.264形式であれば短時間でアップロードできるメリットがある。
DropBoxなら、無料で2ギガバイト(最大18ギガバイト)、有料プランで100/200/500ギガバイト、ビジネス対応なら1テラバイト以上の容量を使うことができる。H.264形式であればDropBoxに動画を入れておき、どこでもDLして動画を見ることができる。
DropBoxに動画を入れておけば、どこでも動画を見ることができる |
■ちょっとクールな使い方
ここで、ちょっとクールな使い方を紹介しておこう。
1.自動的に録画スタート!シンクロ録画機能
入力端子にビデオ信号が入ると自動的に録画をスタートするシンクロ録画機能を備えている。この機能を有効にしておけば、映像機器の電源がオンになると、自動で録画を開始する。
地上/BS/110度CSデジタルチューナーやCATVなどの外部チューナーと接続することにより、チューナーの予約と連動して録画の開始/終了を行うことができる。
2.長時間の映像も1枚のDVDにぴったり保存
録画した映像をDVDディスクに残したい人の中には、長時間の映像を1枚のディスクに収めたい人もいるだろう。
映像の容量がDVDのディスク容量を超えそうな場合でも、DVDへの書き込み時にDVDのディスク容量に応じて映像品質を最適な画質に自動変換するスマートフィット機能を備えている。これにより、長時間映像も1枚のDVDにピッタリと保存することができる。
※1枚のDVDに保存できる映像は、最大約240分まで
1枚の容量に収まるように画質を自動調整してくれる |
つかった製品はこちら
・USB接続 フルHD対応 ハードウェアH.264エンコーダ搭載ビデオキャプチャー「GV-D4HVR」
USB接続 フルHD対応 ハードウェアH.264エンコーダ搭載ビデオキャプチャー「GV-D4HVR」があれば、Ultrabookや激安ノートPCでも、コマ落ちすることなく、地デジ放送の番組録画・視聴できるだけでなく、昔の録画データも変換して視聴できる。
さらにDropBoxに代表されるクラウドサービスに動画をアップしておけば出張先や帰省先などでも、いつでも好きな時にダウンロードして見ることができる。
「GV-D4HVR」はハードウェアH.264エンコーダを搭載しているので、Ultrabookや激安ノートPCでも、ハイビジョン映像をノートPCに負担をかけずにキャプチャすることができる。
ただ1点、著作権があるコンテンツ再生時には、コンテンツを録画したパソコンに「GV-D4HVR」を接続しなければならないというのはどうにも不便だ。是非、改善を望みたい。
インターネットを調べてみると、「GV-D4HVR」は、実売価格1万6千円台で売られているショップがあった。
この価格であれば、ビデオキャプチャーの中でも比較的安価であるし、高性能なHDDレコーダーを買うことを考えたら、はるかに格安だ。
※実売価格は、原稿執筆時
ロンドンオリンピックの映像をキャプチャーしたいと考えている人は、本製品を使って、モバイルレコーダー環境を構築してみては如何だろうか。
■アイ・オー・データ機器