東芝は容量3Tバイトを実現した3.5インチのハードディスク(以下、HDD)「DT01ACA300」をはじめ、2Tバイト、1.5Tバイトの4シリーズ合計12機種をそれぞれ製品化して、今月下旬から量産を開始すると発表した。これで3.5インチHDDでは、ウェスタンデジタル&HGST、シーゲイトに次いで東芝が加わり、3Tバイトモデルが出そろうことになる。
東芝は2.5インチHDDとSSDの世界では、それこそ老舗と呼べるほどの歴史を持っていたが3.5インチHDDでは、今年度よりの参入になる。3.5インチ製品は、ウェスタンデジタルから取得した資産を活用して生産される。この3Tバイトモデルの登場で東芝製3.5インチHDDは、250GB~3TBの幅広い製品ラインアップとなる。
主な製品としては「DT01ACA300」「DT01ACA200」「DT01ACA150」は、回転数が毎分7200回転で転送レートが高いモデル。「DT01ACA300V」「DT01ACA200V」「DT01ACA150V」は、同様に回転数が毎分7200回転で、規定時間内でデータ転送を処理する「ストリーム機能」を搭載し、遅延なく動画データ記録再生を必要とするHDDレコーダーなどに適しているとしている。
他には回転数が5700回転と5940回転の低消費電力モデルもラインナップに加えており、7200回転のモデルに比べて約19~25%の低消費電力を実現している。なお、今回の3.5インチHDDのコンシューマへのリテール販売は行われない。市場に出てくるのは周辺機器メーカーが採用したHDDとしてか、PC本体へのOEM供給、HDD単体で出てくるのは、いわゆる「バルク」と呼ばれるメーカー保証のないモデルになると思われ、その点は理解しておく必要があるだろう(ショップの保証のみ)。なお実売価格だが、他メーカーとの兼ね合いもあるので現在、容量4Tバイトが2万円ちょっとの価格設定なので、それ以下、1万円半ばあたりから出てくると予想される。
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東芝 2.5インチ 1TB 9.5mm 5400rpm SATA Toshiba バルク品
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他には回転数が5700回転と5940回転の低消費電力モデルもラインナップに加えており、7200回転のモデルに比べて約19~25%の低消費電力を実現している。なお、今回の3.5インチHDDのコンシューマへのリテール販売は行われない。市場に出てくるのは周辺機器メーカーが採用したHDDとしてか、PC本体へのOEM供給、HDD単体で出てくるのは、いわゆる「バルク」と呼ばれるメーカー保証のないモデルになると思われ、その点は理解しておく必要があるだろう(ショップの保証のみ)。なお実売価格だが、他メーカーとの兼ね合いもあるので現在、容量4Tバイトが2万円ちょっとの価格設定なので、それ以下、1万円半ばあたりから出てくると予想される。
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