iPhoneを使い出してからほとんど使っていないドコモの従来型携帯電話を、LTEに対応したAndroidスマートフォンに変更しようと考えているが、料金がどうなるのか非常にわかりにくい。

従来型携帯電話で、メールなどにパケット通信を活用していた場合、料金はほとんど変わらないが、ほとんど使用していなかった場合は毎月の支払額が数倍になってしまう。
■現在の料金(筆者の場合)
音声専用に使用している筆者のドコモ回線の月額料金は、毎月ほぼ同じで合計1,563円(2012年6月)。

その内訳は通話用に使用しているドコモの回線が「タイプSS バリュー」で1,864円から、継続使用割引5年超で-280円。発信はほとんどしないため、毎月繰り越され無料通話で収まっている。

これ以外にユニバーサルサービス料 5円。eビリング割引料-100円。消費税74円で毎月の支払額合計は1,563円となっている。

■XiのAndroidにした場合の料金は月額8,000円ほど
これを基本として、LTE対応のスマートフォンにする場合、タイプXi(1560円)に、Xiパケ・ホーダイ フラット(5985円)、spモード(315円)などの料金が必要になり、合計で約8,000円なる。

一般的にはタイプXiではなく、2年間継続使用のタイプXiにねん(780円)と、ドコモ向けの通話が無料になるXiトーク24を契約し1,480円にするようだが。筆者の場合はいつでもやめられるように継続割引契約には入らないのと、通話はほとんどしないのでこの契約になる。

「Xiパケ・ホーダイ フラット」は9月まで4,935円なので、9月までの合計料金は7,000円ほど。

データ通信はあまり使わない月は月額2,100円からの「Xiパケ・ホーダイ ダブル」というプランもあるが、約5MB以上の使用で2,100円を超え、約15MBで上限の6,510円になる。

写真数枚の転送でこの上限に達するし、使わなくても裏で自動通信するので、あまり使わないというよりも、データ通信を切って全く使わない人を対象にしたプランだ。

■端末料金も加えた料金の合計は月9,000円ほど
これに、スマートフォン自体の料金がかかるが、一括で購入することも分割で購入することもできる。どちらの場合も、月々サポートというもので割引を受けることができる。

スマートフォン自体の定価は7万円前後のようだが、24回払いの場合は月額3,000円ほどの支払額となる。割引額は機種により異なり、月に2,000円前後の割引合計で5万円程度になる。実質の端末料金は24回払いの場合は月に1,000円程度になる。

7月に筆者宅近くのドコモショップで聞いた際はGALAXY S III SC-06Dの場合、定価76,650円だが、24回払いで購入すると、毎月2,310円で合計55,440円の値引きを受けられるので、実質の支払額は21,210円となる。頭金は別途必要でこちらは5,250円。

つまり、上記の約8,000円に、機種によって異なるがスマートフォンの支払い約1,000円を加えた約9,000円が今後2年間の毎月の支払料金となる。

■これ以外にもかかる料金
筆者の場合は、通話専用の月に1,500円ほどしか払ってない料金が、Xi対応のスマートフォンを24回払いで購入することで約9,000円となり、今までの支払金額に比べると約7,500円増えることになる。

FOMA契約をXiにするのに2,100円かかる。分割で購入する場合は頭金として5,250円必要なので、契約月はさらに多くの支払いが発生する。

詳細は、契約内容、各種キャンペーンや機種などで変わってくるが、筆者の場合、月の支払いは今までの6倍になり、2年間の合計は約21万円になる。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
皆さんがデジタル機器の「通」に近づくための情報を、皆さんよりすこし通な執筆陣が提供します。


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