通信事業者各社のWindows phone |
2009年11月12日、マイクロソフトは、通信事業者各社から最新のWindows phoneが発売されるのに先立ち、都内 ホテルニューオータニ ザ・メイン 宴会場「芙蓉の間」において、「Windows phone ビジネス」に関する記者発表会を開催した。
ドコモとソフトバンクは11月10日、OSにWindows Mobile 6.5を採用したWindows phoneをそれぞれ発表し、ウィルコムも11月11日に急遽、Windows phoneとなるテンキースマートフォン「HYBRID W-ZERO3」を発売する旨を明らかにした。
携帯キャリアを巻き込み、急遽浮上してきたスマートフォン Windows phoneは、いったいどこがスゴイのか?
Windows phoneの魅力をさぐってみよう。
■Windows phoneの特徴
まずは、Windows phoneの特徴をおさえておこう。
1.端末の種類が豊富
iPhoneとは違い、携帯キャリア各社から様々なデザインと特徴的な機能を持ったWindows phoneが提供されているので、ユーザーの好みに合わせて端末を選択することができる。
2.Windows Mobile 6.5が新登場
Windows phoneは、インターフェイスを一新。アイコンを大型化すれなど、メールやインターネットをふくめたアプリケーションの操作も指タッチで可能となった。また、Internet Explorer Mobileは、PCサイトをPCそのままに再現できるようにバージョンアップした。オンタイムからアフター5まで、パソコンがなくても、充実したモバイルライフを満喫することができる。
3.Marketplace for MobileがWindows Phoneを変える
これまで、Windows Mobile端末では、アプリケーションを追加することの敷居が高く、ビジネス向き・コアユーザー向けと位置づけられたきた。
今回、アプリケーションのダウンロード・購入ができる正規のネットマーケットが用意されたことで、初心者でもWindows phoneに簡単にアプリケーションの追加ができるので、十分に使いこなせるようになった。
また、マイクロソフトが用意する「Marketplace for Mobile」には、ドラゴンボールなどの少年ジャンプの漫画をもつ集英社、biohazardなどのゲームのカプコンbなど、大手コンテンツホルダーがパートナーとして参加しているのが大きな特徴だ。
さらに個人の開発者は、自分が作ったWindows phone用のアプリケーションをWindows 「Marketplace for Mobile」に登録し、世界に向けて発表することもできる。
Market Place for Mobileは、著作権を守りながら、国内だけでなく、海外市場にも国内のコンテンツを提供できるため、コンテンツホルダーにとっても大きな市場拡大のチャンスとなる。
4.MyPhoneでデータ共有!クラウド環境も提供
MyPhoneは、ネットワークを利用したデータ共有サービスだ。
Windows Phoneを購入すると、すべてのユーザーに200MBのネットストレージが付与される。これはただのストレージではなく、Windows phoneとシームレスに連動しているところが大きな特徴だ。
Windows Phoneのデータの自動バックアップから、カメラで撮影した画像や動画データのアップデート、さらにはアップしデータをFaceBookなどに投稿したりすることができる。アプリケーションを購入した際も、いったんWindows phoneに保存してからインストールも可能だという。
■Windows Mobile 公式サイト
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