保護フィルムの貼られたVAIO Tab 20とiPhone


Windows 8対応製品で最大の特徴となるのが、画面に直接触れて使用する「タッチ機能」だ。

このタッチ機能のついた製品を購入すると、一般的に欲しくなる周辺機器が保護フィルムだ。スマートフォンなどの直接画面に触れて使用する製品では保護フィルムを貼る方も多いが、画面サイズが圧倒的に大きいパソコンでも一般的に使用されるようになるのだろうか。
Windows 8対応製品は、すでにいくつか発表されており、これからも多数の製品が発表される。そうした製品の多くはタッチ機能に対応してくるだろう。すでに発表された製品の中では、ソニーの製品は純正オプションとして液晶保護フィルムが用意されている。

まだ周辺機器メーカーの動きは活発ではないようだが、各製品に対応した保護フィルムが出てくるのは間違いないだろう。

現在、保護フィルムがよく利用されているスマートフォンの画面サイズは4インチ程度だ。これは対角線でのサイズなので、わかりやすい単位で書けば対角線で10cm、縦横では9×4cm程度になる。

この程度のサイズでも保護フィルムを貼る際には、ずれないように、気泡が入らないように、ほこりが入らないようになどかなり気を遣って張ることになり、うまく貼れないという人もいるようだ。

一方で、パソコンの画面サイズは10型から30型程度まで様々だが、スマートフォンに比べると非常に大きい。最も売れ筋になるのがノートパソコンの15.6型程度の製品になるだろうが、このサイズで比べるとスマートフォンのおおよそ10倍程度の画面面積となる。

この場合、30cmを超える幅の画面に液晶保護フィルムを貼ることになるが、綺麗に張るのはスマートフォンと比べてもはるかに難しくなる。

Windows 8では画面の端からチャームを出すような操作があるので、表示部分だけではなく画面の周りの枠にもフィルムを張ることになり、さらに広い範囲に張ることになる。

ソニーの純正保護フィルムは気泡が入りにくく、何度か張り直せるものだが、どのようなフィルムを使用したとしても綺麗に張るのは苦労することになるだろう。保護シート貼り付けサービスもダイレクト販売のオプションとして提供されるようだ。

タッチ操作のパソコンでスマートフォンのようにフィルムを貼りたい方はかなり苦労するかもしれない。そもそも、最近の液晶画面はコーニングのゴリラガラスを使用するなど、傷がつきにくいので保護フィルムはあまり必要ない場合もある。

ただし、指紋がベタベタとくついているのを見るのは、気分の良いものではない。常に指紋をふき取れるウェスを常備するか指紋が付かない保護フィルムにするかは、これはユーザーの選択次第だ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
皆さんがデジタル機器の「通」に近づくための情報を、皆さんよりすこし通な執筆陣が提供します。

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