インテルはWindows 8の発売に合わせ、Ultrabookに関する最新の状況を解説した。すでに海外の展示会などで紹介された内容が多いが、Windows 8に合わせた目新しい点として、液晶パネルが回転するなどする新しいギミックを搭載したUltrabookの登場がある。インテルではそれらのタブレットとUltrabookの間の製品カテゴリを、「Ultrabookコンバーチブル」と呼ぶことにしたようだ。
Windows 8前夜祭の製品紹介記事で、特に説明もなくコンバーチブルUltrabookと書いたが、これは表記的には間違いで「Ultrabookコンバーチブル」が正しい表記に。DELL XPS 12、Lenovo IdeaPad Yoga 13、東芝 dynabook R822などがそれだ。
これらの製品のように液晶パネルが回転したりスライドするような製品をインテルではUltrabookコンバーチブルとしている。さらに、液晶パネルとキーボード部分を取り外せる製品についても、Ultrabookコンバーチブルに含まれるようだ。
■Ultrabookコンバーチブルの特徴
Ultrabookコンバーチブルは、従来の液晶を開いて閉じるだけだった二枚貝風のクラムシェル型と、液晶パネルだけで操作するピュアタブレットの中間となる製品だ。
主にハードウェアキーボード部分と液晶パネル部分を結ぶヒンジなどが、変形できるよう改良されており、その仕組みもいくつかある。
ツイスト型
液晶パネルが回転するタイプの製品は、今までもいくつかの製品が発表されている。その代表的な存在がこのツイスト型だ。日本では未発表ながらLenoboのThinkPad Twistなどが最新世代の製品として用意されているが、どちらかと言えばマイナーな存在だ。
360度回転型
正式な名称があるわけではないようだが、レノボのIdeaPad YogaやNECのLaVie Y、パナソニックのLet’snote AXなどがこのタイプだ。2012年のCESに合わせてレノボがIdeaPad Yogaを発表したのが初めての製品のようだ。液晶パネルが開く角度は180度程度までが最大だった物が、360度まで開くもので、従来のノートパソコンやタブレットなど、4つのモードで使用できる。
液晶パネル回転型
いい名称が思いつかないがDELL XPS 12がこのタイプになる。液晶パネルのフレーム部分は固定され、中の液晶パネル部分だけが回転する方式。
スライド型
液晶パネルがスライドするタイプで、ソニー VAIO Duo 11や東芝のdynabook R822がこのタイプだ。
2012年のComputexに合わせて東芝が公表したのが初めてのようだが、スライドする機構はそれぞれ異なる。
デタッチャブル型
現在、Atomが多いためUltrabookとしては商品化された物はないと思うが、キーボードと液晶パネル部分を分離できるのがこのタイプとなる。
これらの製品の中で特に改良の余地があるのが、スライド型とデタッチャブル型。スライド型はスライド機構などのメカ部分、デタッチャブル型は着脱機構など、各社趣向を凝らしているが日本の折りたたみ式携帯電話のような気持ちよさなどが不足している物もあるし、重量や使い勝手面などで改良の予定は大きい。
このあたりは日本メーカーが強い部分でもあるので、より使い勝手のいい機構の登場を期待したいが、そもそもこれらのタイプのパソコンとしての使い勝手はどうなのかはまだ未知数でもある。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
皆さんがデジタル機器の「通」に近づくための情報を、皆さんよりすこし通な執筆陣が提供します。
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これらの製品のように液晶パネルが回転したりスライドするような製品をインテルではUltrabookコンバーチブルとしている。さらに、液晶パネルとキーボード部分を取り外せる製品についても、Ultrabookコンバーチブルに含まれるようだ。
■Ultrabookコンバーチブルの特徴
Ultrabookコンバーチブルは、従来の液晶を開いて閉じるだけだった二枚貝風のクラムシェル型と、液晶パネルだけで操作するピュアタブレットの中間となる製品だ。
主にハードウェアキーボード部分と液晶パネル部分を結ぶヒンジなどが、変形できるよう改良されており、その仕組みもいくつかある。
ツイスト型のThinkPad 230 Tablet (Ultrabookではない) |
ツイスト型
液晶パネルが回転するタイプの製品は、今までもいくつかの製品が発表されている。その代表的な存在がこのツイスト型だ。日本では未発表ながらLenoboのThinkPad Twistなどが最新世代の製品として用意されているが、どちらかと言えばマイナーな存在だ。
360度回転型
正式な名称があるわけではないようだが、レノボのIdeaPad YogaやNECのLaVie Y、パナソニックのLet’snote AXなどがこのタイプだ。2012年のCESに合わせてレノボがIdeaPad Yogaを発表したのが初めての製品のようだ。液晶パネルが開く角度は180度程度までが最大だった物が、360度まで開くもので、従来のノートパソコンやタブレットなど、4つのモードで使用できる。
液晶パネル回転型のDELL XPS 12 |
液晶パネル回転型
いい名称が思いつかないがDELL XPS 12がこのタイプになる。液晶パネルのフレーム部分は固定され、中の液晶パネル部分だけが回転する方式。
スライド型のTOSHIBA dynabook R822 |
スライド型
液晶パネルがスライドするタイプで、ソニー VAIO Duo 11や東芝のdynabook R822がこのタイプだ。
2012年のComputexに合わせて東芝が公表したのが初めてのようだが、スライドする機構はそれぞれ異なる。
デタッチャブル型
現在、Atomが多いためUltrabookとしては商品化された物はないと思うが、キーボードと液晶パネル部分を分離できるのがこのタイプとなる。
これらの製品の中で特に改良の余地があるのが、スライド型とデタッチャブル型。スライド型はスライド機構などのメカ部分、デタッチャブル型は着脱機構など、各社趣向を凝らしているが日本の折りたたみ式携帯電話のような気持ちよさなどが不足している物もあるし、重量や使い勝手面などで改良の予定は大きい。
このあたりは日本メーカーが強い部分でもあるので、より使い勝手のいい機構の登場を期待したいが、そもそもこれらのタイプのパソコンとしての使い勝手はどうなのかはまだ未知数でもある。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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