■企画の根拠に求めたいのは信頼性の高さ
新商品や新サービスを企画する前の段階では、チームの人員それぞれがいろいろなアイデアを出し合う。大きなプロジェクトの場合、アイデア出しのさらに前の段階からマクロミルのような大手の市場調査専門会社を通して、マーケット規模や消費者の思考を探る調査を行うことがある。

だが、大規模な商品開発プロジェクトは、そうそうあるわけではない。たいていはプロジェクトの規模もそれほど大きくなく、考えるネタとしては、サービス内容の向上や既存商品の改良といったケースがほとんどであろう。

しかし、世に生き残るサービスや商品は、こういった地道なアップデートをコツコツと積み重ねた結果で成り立っているのもまた事実だ。そして、規模の大小にかかわらず、なぜその内容でそのプロジェクトを行うのか、その根拠には信頼性の高い情報が必要不可欠だ。

■事前調査を含めた市場調査の重要性
既存のサービスや商品のバージョンアップでは、当然ながら、現在あるものをより良くするための正常進化が必要とされる。

たとえば現在、世間の注目が集まっているマイクロソフト社の新OS「Windows 8」。評判はかなり上々のようだ。しかし、マイクロソフト社には苦い思い出がある。それはWindows XPから7年を経た2007年、満を持して投入したアップデート・Windows Vistaが大失敗したことだ。発表当時、日本マイクロソフトの社長が「Windows VistaはXPの2倍、Windows 95の5倍は売れる!」と豪語したにも関わらず、売れ行きはあまりにもパッとしないものであった。

なぜなら、Windows Vistaは、高性能のパソコンならサクサク動かすことができたが、古いXP搭載のパソコンからVistaへアップデートした場合、重くて使い物にならなかったのだ。その結果、Windows XPを使い続ける人が続出。サービスパックを出すなど改良を重ねたものの、悪評を巻き返すことができなかった。

しかし、英語版Vistaはパソコンの新旧に関わらずキビキビと動作したので、日本語版のVistaに問題があったとされた。事実、海外でVistaの悪評はほとんどなかった。

上記のような事態は、日本市場の事前調査が足りなかった結果、動作が重いままリリースしても後追いで改善すれば満足してくれるだろう、とユーザーの動向を読み間違えたことが原因であると考えられる。

■市場動向を読み間違えないために
Windowsのような世界規模商品のアップデートですらユーザーの動向を読み間違えるのだから、規模のさほど大きくない既存商品の改良や従来サービスの改善においても、同様の事態が起こることは十分に考えられる。

そこでマクロミルのような市場調査会社に依頼して、その道のプロに事前調査を行ってもらう必要が出てくるわけだが、その前に、同社が公開している「無料自主調査」のレポートをぜひチェックしてみて欲しい。求めている市場調査結果が無料で手に入るかもしれないからだ。

■無料で公開されている貴重な市場調査レポート
マクロミルでは、現在トレンドとなっている商品や時事ネタ、ユーザーの消費マインドなどに関して様々な自主調査を行い、結果を集計し、市場調査レポートとして無料で公開している。

レポート対象ジャンルは、情報通信、化粧品・日用品、家電や食品から教育、金融や不動産など多岐にわたり、年間70本以上の自主調査レポートをリリースしている。

たとえば情報通信ジャンルを見ると、「iPhone5に関する調査」「電子書籍に関する調査」などのテーマ別レポートタイトルとその概要が確認できる。

このレポートを利用すれば、大手調査会社による自主調査という信頼性の高いソースを盛り込んだ企画書を作ることも可能だ。Web上では公開していないレポートも存在するので、自分の望んでいるデータがあるかどうか、同社のホームページから問い合わせることもできる。

10ジャンルのカテゴリ。それぞれのテーマ別レポートタイトルと概要が確認できる。


同社のサイトで、自主調査レポートの概要をチェックすることが可能だ。


自主調査レポートの一例。無料で利用できるのでプレゼン資料にも使える。


最新のデータを得るために有料で調査をしてもらうのもいいが、まずは同社の無料自主調査レポートをチェックし、積極的に利用されることをおすすめする。

求めるような無料レポートがあれば取り寄せて企画会議の資料として活用し、企画が通ったのちに本格的な市場調査を有料で依頼すれば、費用対効果だけでなく、仕事のスマート度もグッと高くなること間違いなしだ。

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