企業にとって、ヘルプデスクは大切な存在だ。顧客の要望や質問への回答ひとつで、その企業への印象度が違ってくる。ヘルプデスクの善し悪しが、企業の未来を変えると言っても過言ではないだろう。

そうしたヘルプデスクだからこそ、サービスを充実すべきだが、コスト的な面でなかなか厳しいという企業もあるだろう。ヘルプデスクを充実させたいが、コストはあまり出せないという企業に朗報だ。

ソーシャル対応クラウド型カスタマーサービスを行うZendesk社が、音声による顧客へのサポートを可能にした「Zendesk Voice」を日本国内で開始した。

■「Zendesk Voice」って、なに?
「Zendesk Voice」は、顧客との会話の内容をクラウドベースで記録できるサービスだ。サポート担当者が顧客に対してどのように対応したのかを履歴で管理できる。
電話受付の様子。

万が一、電話に出られなかった場合でも、留守番電話の録音と会話の記録が可能だ。中・小規模事業者やEC事業者など、カスタマーサービスに人を配することが難しいケースでも、顧客からの質問や相談を音声で記録して、漏れのない対応ができる。
電話対応後のメールフォローアップ中の画面。


■わずか数分で導入可能
いくら素晴らしいサービスでも、導入までに時間のかかるサービスでは魅力も半減する。その点、「Zendesk」は、わずか数分でカスタマーサービス(ヘルプデスク)として使えるようになる画期的なサービスだ。

大企業から中小企業まで多様なクライアントに対して、顧客からの質問やサポート依頼をオンラインでシンプルに処理する機能を提供しており、顧客へのサポートで必要なものが、すべて揃っていると言っても過言ではないだろう。
無料トライアルが用意されている。

「Zendesk Voice」は、米国をはじめオーストラリア、香港など、世界各国の企業で利用されている。しかも、導入は簡単でユーザー登録後、数分でヘルプデスクを開設可能だ。

価格はわずか20ドルからの低コストで、電話やメール、チャット、Web、ソーシャルメディアによる問い合わせに対応できる。さらに、Webサイト上でのフォーラムの運営機能、顧客や競合の分析機能を備え、Salesforce.comなど90以上のビジネスアプリケーションやサービスとの連携も可能だ。

海外では、Webメディアやサービス、アプリ開発会社など、多数の企業が「Zendesk」を導入しているとのこと。以上のように低コストで優れたサービスであることがわかってもらえたことと思う。日本国内でもこうした企業が「Zendesk」を導入する機会が増えるかもしれない。

Zendsk日本語版

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