PCで古くからGmailを利用してきた人なら、その使い方をマスターしている人が多いだろう。筆者もベータ版の招待制でGmailが始まったときに真っ先に申し込んで利用した人で、以降通常のメールクライアントとGmailの併用というメール環境が手放せない。もちろんAndroid端末でもGmailを使っており、個人及び仕事アカウントといった複数アカウントでの送受信ができるようにしている。

そうしたGmailのヘビーユーザーがいるいっぽうでAndroid端末のスマホで初めてGoogleアカウントを取得した人にとって、Gmailというのは、何だかよくわからないモノとしてとらえている人が多いのではないだろうか。Androidのスマホ画面で見るとGmailは決して使いやすいとは言えない。その典型が「いつまで経っても消えてくれない未読メールの数」だ。

PCのブラウザーでGmailを開いて未読を消化したはずなのにスマホのGmailにはいつまで経っても未読メールの数が表示されたままということはないだろうか? 未読表示されているラベルを開いて、ひたすらスクロールさせても一向に未読メールが見つからない。そんな未読メールを一発で検索できるGmailの検索コマンドを紹介しよう。

Gmailのアカウント横に表示される未読数


まずは、Gmailの検索ウィンドウを開く。虫眼鏡のアイコンをタップすれば検索表示に切り替わるはずだ。

Gmailの検索ウィンドウを開く


検索ウィンドウに「is:unread」または「is:unread is:inbox」と入力して検索を実行する。前者はすべてのメールボックスで未読を検索するコマンド、後者は受信トレイだけの未読メールを検索するコマンドになる。ラベルで管理している人には受信トレイの未読だけ検索したい場合に後者を利用するがラベルを作成してない場合は、前者の「is:unread」だけでよい。コマンドとコマンドの間は半角スペースで区切る。

検索ウィンドウに「is:unread is:inbox」または「is:unread」と半角で入力する


未読メールが検索されて表示される。


もちろんPC版のGmailでも同じコマンドが使える。


この「is:unread」または「is:unread is:inbox」というコマンドは、覚えておいて損はないだろう。未読数があっても重要なアカウントじゃないし、あまり困っていないという人もいるかもしれないが、未読メールが検索できずに困っている人がいたら、教えてあげるといいだろう。

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

Google Nexus 10 Wi-Fi 16GB 国内版
Google Nexus 10 Wi-Fi 16GB 国内版 [エレクトロニクス]