Wordで表を挿入すると、すべての列幅が同じ状態で作成される。しかし、通常は項目名などが入る左端の列だけ少し大きめで、後は均等な表を作る場合が多いだろう。実は、ドラッグするだけで簡単にこのような表に変更することができる。

■知っ得No.453 ドラッグで列幅を調整する
Wordの表は縦罫線をドラッグすることで列幅を変更できる。しかし、普通にドラッグしただけではその縦罫線が移動するだけで、他の列幅までは調整できない。しかし、[Ctrl]キーと[Shift]キーを組み合わせて利用することで、思った通りの表を作成することができる。

左端の列の右側の罫線にマウスポインターを合わせ、ポインターの形状が変わったところで[Ctrl]キーと[Shift]キーを同時に押す(画面1)。
画面1 罫線にマウスポインターを合わせ、形状が変わったら[Ctrl]キーと[Shift]キーを同時に押す。

そのまま罫線をドラッグし、ちょうどいい位置でマウスのボタンを離す(画面2)。
画面2 そのまま罫線をドラッグし、目的の位置でマウスのボタンを離す。

左端の列がドラッグした位置まで広がり、その他の列の列幅が揃った(画面3)。
画面3 左端の列が指定した位置まで広がり、その他の列の幅が揃う。

これであっという間に目的通りの表のできあがりだ。これならばいちいち列幅を設定しなくてもすむし、目で見ながら位置を調整できるので便利だ。ぜひ試してみてもらいたい。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス
制作編集:エヌプラス
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