ASUS Fonepad ME371MG |
ASUSの「Fonepad ME371MG」は、7インチのディスプレイを採用したAndroidタブレットだ。タブレットの中では、8インチや10インチといった大き目のディスプレイで自宅で使うことがメインとなる。いっぽう大きすぎず、小さすぎない絶妙なバランスの7インチタブッレットで、持ち運んで使うギリギリのサイズだと言える。
このFonepad ME371MG、実売価格は約3万円で3G通信機能を搭載し、SIMフリーで通信事業者は自由に選べる。このため、外出先でのデータ通信機能に加えて、通話機能を使うこともできる。早い話電話機として使えるわけだ。
4GのLTE、ドコモのXi(クロッシー)などにも対応できればいいのだが3G通信しか行えない。となるとタブレットとして使いつつ、通話機能を使うという感じの使い方になる。3G回線があれば、タブレットとスマートフォンの2台を1台にまとめることもできる。そこで7インチのタブレットで通話を行うことを考えてみたい。
3GやLTEに対応する7インチタブレットで通話機能が付いた製品は、例えばNTTドコモの「MEDIAS TAB UL N-08D」などがあるが、通話機能はおまけ機能的な位置づけになっている。理由はスマートフォンなどに比べ、本体サイズが大きく、服の胸ポケットに入れて気軽に持ち運ぶのが難しいからだ。タブレットを持ち運ぶユーザーは、別途スマートフォンやガラケーを持っているというユーザーが多い。
携帯電話やスマートフォンは通話用の電話機が発展した製品だが、最近のスマートフォンは、通話ではなく、SNSやメール、Webブラウズ、ゲーム、カメラなどの機能を使うためのデバイスになりつつある。こうなると、通話機能はとりあえず使えればよく、通話機能用に使い勝手を追求する必要はなくなる。
7インチクラスの画面では大きすぎるため、手に持ってハンドセットとして使うのは難しい。大柄な男性なら使えないことはないが、頻繁に通話機能を使うならストレスがたまるだろう。欧米などではBluetoothのヘッドセットを使うのは以前から一般的で、7インチタブラットの登場で日本でもBluetoothのヘッドセットの需要が増えてきているようだ。このようにBluetoothヘッドセットといった本体以外の機能を使うなら、7インチクラスのタブレットで通話機能は十分に利用できると言える。
しかし、7インチのタブレットは鞄に入れて持ち運ことはできるが、スマートフォンのように服のポケットには入れにくい。ジャケットの大き目の内ポケットにギリギリ入るくらいだ。鞄に入れて持ち運んでいるなら問題はないが、手ぶらで出かけるようなときに7インチクラスのタブレットをもって歩くという気にはあまりなれない。
生活スタイルにもよるが、通話機能を滅多に使うことが無く、常に鞄に小物を入れて持ち歩いているような人なら、7インチタブレットに通話機能を統合してしまってもあまり問題はなさそうだ。ヘッドセットを用意して通話機能を使う前提にするといいだろう。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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ASUS Fonepad ME371-GY08 グレー Android 4.1.2 インテル Atom プロセッサー Z2420 7 inch eMMC8GB メインメモリ1GB モバイル通信対応 ME371-GY08 [Personal Computers]
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7インチクラスの画面では大きすぎるため、手に持ってハンドセットとして使うのは難しい。大柄な男性なら使えないことはないが、頻繁に通話機能を使うならストレスがたまるだろう。欧米などではBluetoothのヘッドセットを使うのは以前から一般的で、7インチタブラットの登場で日本でもBluetoothのヘッドセットの需要が増えてきているようだ。このようにBluetoothヘッドセットといった本体以外の機能を使うなら、7インチクラスのタブレットで通話機能は十分に利用できると言える。
ジャケットのポケットはかなり無理があるが入る |
しかし、7インチのタブレットは鞄に入れて持ち運ことはできるが、スマートフォンのように服のポケットには入れにくい。ジャケットの大き目の内ポケットにギリギリ入るくらいだ。鞄に入れて持ち運んでいるなら問題はないが、手ぶらで出かけるようなときに7インチクラスのタブレットをもって歩くという気にはあまりなれない。
生活スタイルにもよるが、通話機能を滅多に使うことが無く、常に鞄に小物を入れて持ち歩いているような人なら、7インチタブレットに通話機能を統合してしまってもあまり問題はなさそうだ。ヘッドセットを用意して通話機能を使う前提にするといいだろう。
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