もう音質に妥協なんかしない!クリプシュ社のカナル型イヤフォンを試してみた」では、クリプシュ(Klipsch)社のカナル型イヤフォンを紹介した。同社は1946年、米国アーカンソー州にて物理学者のPaul W. Klipsch氏によって 設立された全米で最古にして最大級のスピーカーメーカーだ。

現在はインディアナ州インディアナポリスを拠点としているが米国で量販店による販売等でトップシェアを誇る。映画館や劇場に設置してあるスピーカーのブランドと言えばクリプシュというくらい浸透している。

スピーカーの会社として始まった同社だが、近年は高品質なイヤフォン&ヘッドフォンに進出し成功を収めたのでイヤフォン&ヘッドフォンのブランドとして認識している人も多いのではないだろうか。繰り返すがオーディオ(音響機器)分野においては、老舗中の老舗なので、同社のイヤフォン&ヘッドフォンが気になっていた人もいるのではないだろうか。

とはいえ、イヤフォンは耳に直接入れるものなので、苦手だという人もいるだろう。そうした人にお勧めなのが、イーフロンティアが今月より発売を開始したオンイヤー型ヘッドフォン「Image ONE II」だ。

■幅広い周波数帯域をカバー
「Image ONE II」は、クリプシュ社のオンイヤー型ヘッドフォンであり、文字通り「Image ONE」の後継機種となる新モデルだ。
オンイヤー型ヘッドフォン「Image ONE II」

ヘッドフォンの心臓とも言えるスピーカーには、幅広い周波数帯域をカバーし、楽器や歌声を直接聴いているのではないかと思うほどのリアルさに細かなディティールが聞き取れるほどの再生性能を持つクリプシュ社のダイナミックドライバーを搭載。

これにより、本体は非常に軽量なのに、そこから出てくるサウンドは、のびやかな高域と、ボリュームのある低域がバランスよくミックスされ、繊細な音の再現を提供できるのだという。
折りたたんだオンイヤー型ヘッドフォン「Image ONE II」

実際に音楽を聴いてみると、その圧倒的な高音質に驚かされる。

たとえば、オーケストラ編成のクラシック音楽では、低音域から高音域まで実にクリアに再現され、聴いていて実に心地がよい。まさにその場にいるかのようなダイナミック感だ。

ヴァイオリンやチェロの単独の曲では、そこで演奏している人の息づかいが感じられそうなほど、リアルな音に聞こえるほどの再現性だ。

さて、本体のデザインについても軽く触れておこう。デザインは「Image One」より一新され、フラットなイヤーカップを採用した。長時間の使用でも聴き疲れがしない、心地よい肌触りの快適な装着感を実現している。
フラットなイヤーカップを採用した「Image ONE II」

ケーブルは片側出しのフラットケーブルを採用しており、絡まりにくく、取り扱いやすい。コンパクトに折りたためるようになっているうえに、付属のキャリングケースに入れれば持ち運びにも最適で、外出時での利用にも対応できるだろう。
ケーブルはフラットケーブルで、絡まりにくいので扱いやすい

もちろんクリプシュのヘッドフォンとしてはおなじみの、Apple製品に対応したスリーボタンリモコンマイクを搭載している。試しに、iPhone 4Sで使ってみたところ、問題なく操作することができた。リモコンのサイズは小さいが握りやすく、操作性は申し分ない。
スリーボタンリモコンマイク

本製品には、飛行機用のアダプタが同梱される

本体に付属の1/4インチサイズアダプタ、飛行機用のアダプタ、専用ケース



「Image ONE II」はオープンプライスだが、直販価格は13,800円(税込み・配送料込み)だ。音楽を聴くヘッドフォンとしては安価な部類だが、その性能は秀逸であり、安物のスピーカーとは比較にならないほど、よい音の再現性がある点に驚いた。

今回はブラックカラーのImage ONE IIを紹介したが、ホワイトモデルも発売されている。iPhoneのホワイトモデルを所有している人は、選択肢のひとつとして考えても良いのではないだろうか。

安価で高性能、かつ携帯性に優れたヘッドフォンを探している人には、一押しの製品と言えるだろう
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「Image ONE II」製品情報
イーフロンティア

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