先日、「超会議で見かけたPCメーカー ユーザー生放送を支えた『日本エイサー』」でニコニコ超会議を盛り上げるために陰で支えていたPCメーカーを紹介した。同様にニコニコ超会議のブースでのイベントを盛り上げるために、IT関連のメーカーが協力していた。

今回は、ゲームのプラットフォームとしてのWindows 8をスクウェア・エニックスのブースに提供していた日本マイクロソフトをクローズアップした。FFXIXは、スクウェア・エニックスのビッグタイトル「ファイナル・ファンタジー」シリーズのMMORPGとしては第二弾(第三弾?)となる。現在、大幅な変更を行っており夏には、正式サービスが開始されることになっている。

この「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」(以下、新FF14)に関しては、ゲーム関連のメディアで大きく取り上げられているので公式サイトなどを確認してもらうとして、Windows版の新FF14を快適にプレイできるようにと日本マイクロソフト以下、多くのPCショップやメーカーが協賛としてハードウェアを提供して、新FF14の試遊を行っていた。

試遊の操作画面等を見る限り、ストレスなく動作しているのでWindows 8でも新FF14が楽しくプレイできるようになっていることがわかる。

試遊コーナーでWindows 8マシンで新FF14がプレイできた。


ミコッテメイクをしてくれるコーナー


メイクのおねーさんのシャツの背中にもWindows 8ロゴ。


■盛り上がる新FF14ブース、その脇にあったWindows 8 & Surface RTコーナー
また、それ以外にも新FF14ブースの隅で地味にWindows RT搭載の「Surface RT」やWindows 8搭載のコンパチノートであるソニーの「Vaio Duo 11」やNECの「LaVie X」といった製品がデモ用に展示されていた。

せっかくの注目モデルであるにも関わらず、あまり人目を引かなかったのは、超会議2に来ているユーザー層とPCに興味を持つユーザー層があまりクロスしていなかったためだと思われる。ただSurface RTは、発表会で触れることができなかったが、触り放題だったので散々にいじらせてもらった。

このSurface RT、Windows 8との誤差云々やx86アプリが動作しないというネガティブな面もあるにはあるが、実際に触れてみると、なかなか快適に動作する。何よりWindows 8と操作性に関しては、変わらないのでWindows 8を使い慣れてきた筆者のようなユーザーにとって、安価なノート&タブレットのコンパチモデルと考えると、Surface RTを買ってもいいかなと考えが変わりつつある。

ただ、多くのユーザーはWindows XPで十分、ないしはWindows 7で十分と考えているのも事実なわけで、サービスパックの提供などで、スタートメニューが復活するなど前バージョンのWinsdows 7やWindows XP以上の魅力を持つ機能が追加されるなどしないと、日本市場が今以上に盛り上がるのは難しいのではという感想も正直言ってある。

こうした中での新FF14と日本マイクロソフトのコラボだが、新FF14のほうは現在、ほぼ別のゲームに生まれ変わらそうと必死で開発を進めている最中だ。いっぽうサービスパックの提供もまだアナウンスされていないWindows 8、今後、両者がどうなっていくかは、期待を込めつつも、しっかりと見守って行く必要があるだろう。

盛り上がる新FF14ブース脇のWindows RT & Windows 8デモコーナー


思う存分触れたSurface RTのデモ機。


ユニークなコンパチノートソニーの「Vaio Duo 11」


NECの極薄Ultrabook「LaVie X」


ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
日本マイクロソフト Windows 8
ニコニコ超会議2公式サイト


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