未来への懸け橋アプリ!タイムカプセル+が大幅に進化、その機能を解説」で紹介したように、iPhoneアプリ「タイムカプセル+(プラス)」はバージョンアップして、機能が大幅に強化され、より魅力的なアプリへと進化した。

「タイムカプセル+」は、「あらゆる土地に人類のキオクを貯める」というテーマのもと、今いる場所の写真をみんなで残すために開発されたサービスだ。記憶を次世代へ残すという壮大な目的だけでなく、使い方次第で集客効果を高めるツールとして、リアル店舗で活用できるのをご存じだろうか。

同アプリの開発元であるEagle Inc.が2013年5月6日にオープンしたモバイルショップ「鷹や浅草」では、「タイムカプセル+」を活用することで、リアル店舗の認知度を高めることができたという。

そこで今回は、「鷹や浅草」が「タイムカプセル+」をどのように活用し、認知度を向上することができたのかを紹介しよう。

■タイムカプセル+で集客効果を高める「鷹や浅草」
「鷹や浅草」は、1000種類以上のiPhoneケースなど、国内屈指の品揃えを誇るiPhoneアクセサリーショップだ。「思い出倍増」をスローガンとし、iPhoneケース、アルパカやパズドラなどのiPhone発のキャラクター、写真現像と写真アクセサリー工作の三つのサービスを展開している。
「鷹や浅草」の店内。パズドラグッズも充実


同様な事業を展開している店舗は周辺にないので、もはや浅草の新名所と言っても過言ではないだろう。そんな同店は、店舗の認知度を高め集客や販促にも役立つ支援ツールとして、「タイムカプセル+」を活用している。

浅草は都内最古の寺院「浅草寺」をはじめ、仲見世通り、かっぱ橋道具街など、都内でも有数の観光地だ。仲間同士で写真を撮ったときに、すぐにその場で写真として渡したい人もいるだろう。
iPhoneのカメラ機能を使って、スカイツリーを撮影


そうしたときに「タイムカプセル+」を起動すると、「鷹や浅草」の店内に、デジカメやスマホの写真をプリントできる機械が設置されているのを確認できる。
「鷹や浅草」にて、iPhoneで撮影した写真をプリントできる


飲食店に行くと芸能人や有名人の色紙やチェキを店舗に飾っているのをよく見かけることはないだろうか。それが有名人であれば、その店舗の宣伝にも繋がるわけだが、狭い店舗では貼る場所が限られるし、タバコやホコリによる経年劣化もある。

「鷹や浅草」では、来店者の色紙やチェキを飾ることをオンラインで行っている。貼る場所が要らず経年劣化がないうえに、店に入らない人でも閲覧ができ、その認知度を増やすことができる。

観光客の中には、著名人が訪れた店舗に行ってみたいという人も多いのではないだろうか。「タイムカプセル+」を使って来店した著名人を日頃から撮影をしておけば、こうしたお客さんに対応することができる。
AppBankのマックスむらい氏も、「鷹や浅草」に立ち寄ったことがわかる


浅草には、数え切れないくらの店舗が存在するが、「タイムカプセル+」で面白そうな店舗があるとわかれば、わざわざ足を運んできてくれるお客さんも出てくる。そういった意味で、「タイムカプセル+」は集客ツールとして活用できるわけだ。
いらなくなったケースは、「鷹や浅草」のケース供養箱へ

「鷹や浅草」には、人力車給水場がある。車夫だけでなく、他の人も給水できる


このように「タイムカプセル+」は、その場所の歴史を残すだけでなく、その周辺を知るための情報ツールとしても使える。

これは、観光地の店舗や、常連客で成り立つ店舗には打ってつけのサービスと言えるだろう。なぜなら、顧客のアルバムがたまることて店の価値があがるからだ。

ユーザが投稿すれば、自然にアクセスは集まり、店舗の認知に繋がる。店のオーナーであれば、無料で使える「タイムカプセル+」を活用しない手はないだろう。

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Eagle Inc.