niconicoの運営する「ニコニコ動画」やUstream、Justinといった動画配信サイトで配信されるジャンルに「ゲーム実況」がある。様々なゲームをプレイしている画面を配信し、リスナーと一緒になってゲームを進めて行ったり、自分がクリアできない部分をゲーム実況者がクリアするのを見て、自分がプレイする際の参考にできる。
たとえば動画のアップロードやユーザー生放送で最も多いジャンルがこの「ゲーム実況」だったりする。ただし、ゲームには複雑な著作権が絡んでいて、ゲームを配信するだけで容易に著作権を侵害する行為へとつながることもあり、かなり注意しないとトラブルに巻き込まれる可能性がある。
最近では、スクウェア・エニックスがドラゴンクエスト10のプレイ動画のアップロードや配信を条件付きで“公認”するといった「黙認から公認へ」といった動きも見られ、一般の人たちでもプレイ動画の配信が可能になってきた。
ただ、ゲーム専用機の場合、CPU負荷のそれほど高くないキャプチャーボードを利用するのが一般的だがPCゲームの画面を録画する場合、ソフトウェアでキャプチャーし、さらに配信用のストリーミング動画にリアルタイムでエンコードする必要があり、この処理のためにゲームパフォーマンスが大きく落ちる問題がある。
また高画質配信を行うには、アドビの「Adobe Flash Media Live Encoder」(FMLE)やXSplit Broadcaster、NicoNico Live Encoder(NLE)といったツールを使う必要があり、ハイスペック構成でないと高画質では配信できないという問題があった。
この問題を緩和する1つの方法としてNVIDIAが「ShadowPlay」というツールの提供を開始したので紹介しよう。
■今度の次世代ゲーム専用機は録画機能搭載
現在のゲーム専用機は、ゲーム画面の録画機能は持っていない。そのためキャプチャーカードを使いHDMI接続でキャプチャーするしか方法がない。今年末に登場するPS4やXbox Oneにはゲーム機自体に録画機能がつくという。このようにゲーム専用機に録画(キャプチャー)機能が付くくらいゲームプレイ動画を録画して動画共有サイトにアップロードする行為やストリーミング配信といったことが一般的といえるほど認識されるようになってきた。
PCゲームでは、プレイ画面を直接録画することは以前から可能だった。ただし、先述したように録画するにはそれなりのスキルが必要だった。そして録画処理にPCのパフォーマンスを取られた結果、ゲームが快適ではなくなるという問題があった。この悩みを解消できるかもしれないのがNVIDIAの「ShadowPlay」ということになる。
NVIDIAはゲーム環境を整えるための「GeForce Experience」という一連のソフトウェア群をGeForceユーザーに無料で提供しているが、ShadowPlayはここで提供される機能のひとつだ。
ShadowPlayではGeForceに内蔵されているH.264エンコード機能を使い、ゲーム画面をダイレクトに録画する。録画したファイルは後で編集でき、そのまま動画配信サイトにアップロードも可能。この機能では、GPU内で画面を直接録画してしまうため、CPUに依存せずに済むため録画が原因のパフォーマンス低下はほとんどなくなる。
ただし対応するのは、GeForce GTX 600シリーズなどのKepler世代のGPUを搭載したグラフィックスカードである。ゲーム画面を録画したい場合で、GeForce GTX 600シリーズを持っている人であれば、この機能を使ってみることをおススメしたい。
なお先述したように、ゲームのプレイ動画のアップロードや配信は、スクエニのドラクエ10のように”公認”されているのではなく“黙認”されている状態であることを認識しておきたい。ケースによっては、著作権侵害で告発される可能性があることに、十分注意しよう。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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ただし対応するのは、GeForce GTX 600シリーズなどのKepler世代のGPUを搭載したグラフィックスカードである。ゲーム画面を録画したい場合で、GeForce GTX 600シリーズを持っている人であれば、この機能を使ってみることをおススメしたい。
なお先述したように、ゲームのプレイ動画のアップロードや配信は、スクエニのドラクエ10のように”公認”されているのではなく“黙認”されている状態であることを認識しておきたい。ケースによっては、著作権侵害で告発される可能性があることに、十分注意しよう。
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